UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2020/11/16)

またまた新型コロナウィルスが広まってきていて、また元通りの状態に戻りそうな気配です。Go To Eat の食事券を買ってみたのですが、飲食店閉まったらどうしよう。。
さて、先週一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

サービスデザインで考慮すべき3種類の心理的ハードルとは (freshtrax)

サービスデザインや UXデザインを考える上で考慮すべき点ということで、3種類のハードルを下げるということについてまとめられています。
実際の例も含めて説明されているのでわかりやすいです。
これらのハードルについては「UXピラミッド」という名前で呼ばれている考え方にも似ていますが、こうして UXのレイヤーを意識して設計するのは、UXのフェーズ(カスタマージャーニーなどのように時間軸で表したもの)と同様に大切なポイントだと思います。

コロナにまつわる各社の自主調査レポート集/コロナ×キーワード別[2020年11月] (えそらLLC UX ブログ)

新型コロナウィルス関連のリサーチについてまとめた記事です。
アンケート調査やユーザーインタビューなどのレポートが、自社だけでなく他社の実施分も含めてたくさん紹介されています。
数が多すぎてとても見切れないくらいですが、この中から気になるキーワードのレポートを中心に見ていくといいのかもしれません。
ユーザーの生活様式も様変わりしているので、想定ユーザー像もこうしたレポートを元に考え直すきっかけにするのがよいように思います。

2020年のデザイントレンドと注目のWebサイト5選 (Adobe Blog)

2020年のデザイントレンドということで、代表的な傾向とそれらを盛り込んだ Webサイトが紹介されています。
主に Webデザインの観点から書かれているため、コロナ禍でのデザインといった項目はリストアップされていません。
むしろ 2020年のといえばそちらの観点のほうが大きいとは思いますが、Webサイトのデザインという点では、ここで書かれているポイントが大事で、2021年もこの傾向は続くのかなと思います。

「設計」から「デザイン」へ (U-Site)

「デザイン」という呼称に関する記事です。
英語の Design には設計と意匠という2つがあるわけですが、そのように同じ言葉で表現するのはどうかという視点で説明されています。
それぞれ技術や道具は違うが目的は同じ、というのは確かにその通りだと思います。
最近は海外の記事でも、デザイナーとエンジニアの協業や、両方の役割を担うことの有効性についての記載が目立ちます。
ここでいう設計が、インタラクションにとどまらすエンジニアリングも含めて、お互いリスペクトし合いながら、同じ目的に向けて進んでいくような環境になっていくとよいのかもしれないなと思いました。

Top UX Celebrities you MUST follow to become great designer (UXness)

UXセレブリティ、ということで、UXデザインの大御所たちについて紹介した記事です。
大半の方々が私も知っているほどの有名人ですが、ここではそれぞれの簡単な経歴や、記事やツイートなどのリンクが紹介されています。
これらをウォッチしていると、かなり有用な情報が得られるように思いますが、これを見ていて日本人のバージョンもほしくなりました。 試しに作ってみようかなぁと。。

Strong Layout Hierarchy Reduces Content Overload (UX Movement)

コンテンツのリストの設計に関する記事です。
単に一覧するだけではなく、情報の重み付けをすることで、ユーザーの認知負荷を減らしてわかりやすさを高める方法について解説されています。
同じ例が使い回されていて、そんなにコスモグラフ推しならそれだけに絞って表示しても良いのではとも思ってしまいます。
まぁそれはともかくとして、バッジをつけるという点については、ユーザーの目に留まりやすいラベリングがあると、かなり効果的だと思います。