UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2021/3/1)

久々にゲームセンターでメダルゲームをやりましたが、おもしろくてけっこうつぎ込んでしまいました。ギャンブルにハマる人の気持ちがわかります。。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

"まだ何も決まっていない"クライアントに向き合うデザイナーへのアドバイス (root inc.)

要件があまり決まっていない場合の UXデザインについての記事です。
競合の調査を含めた UXリサーチの取り組みが必要ということで、具体的な手順などが紹介されています。
ここで冒頭に出てくるクライアントの例は本当に何も決まってなさそうな感じですが、実際にはここまでの例はそれほどなく、もっとウィルを持っていると思います。
そうしたものを聞き出す、この記事でいうところの「クライアント視点」は、ユーザー視点と同様にとても大事な視点だと思います。

ユーザー体験より目先の利益? (UX研究所)

アカウント削除をやりにくくしている件についての記事です。
いわゆるダークパターンと呼ばれるもので、つい最近携帯電話の会社が解約ページを検索されないようタグを入れていたニュースが報じられたばかりなので興味深く読みました。
こうしたものがなかなかなくならないのは、やはりそれなりの効果があるからだと思いますが、ユーザーを死に体の状態でつなぎとめておくより、退会時にフィードバックをもらうことでサービス改善に役立てるほうが断然生産的だと思います。

130万人の足を計測したZOZOMAT - ユーザビリティテストを中心とした改善策とその裏側 (ZOZO Technologies TECH BLOG)

ユーザビリティテストについての記事です。
自社製品の UX検証のため、早め早めでユーザビリティテストを回したという点が詳しく書かれています。
具体的な課題感とテストでの結果と対策が整理されていてとても参考になると思います。
開発プロセスについても垣間見ることができて興味深いですが、こうしてプロセスの中でテストを回していける環境を整えるというのが大事なポイントだと思いました。

ユーザーの気持ちに寄り添うPoC (コンセント)

PoC (Proof of Concept) のためのプロトタイプに関する記事です。
一口でプロトタイプといっても様々なものがあり、要は確認したいことに合わせて変えていくということになりますが、ここでは「共感」と「実感」という 2つの言葉で整理しているのがわかりやすいなと思いました。
ただ、実際の評価となると、後者はともかくとして、前者の方は判断が難しいことが多いです。
そのあたりのポイントも是非知りたいなと思いました。

The Netflix Conundrum: Overcoming “The Paradox of Choice” — A UX Case study (UX Planet)

UX改善のケーススタディですが、ここではNetflix を例にとり、多くのコンテンツがあって検索に時間を要する、いわゆる「選択のパラドックス」を解消するための案を検討しています。
UXデザインプロセスで実践したことが一通り紹介されていて、読んでいて面白いです。
最終的なソリューションは、うーむ、という感じですが、これもひとつの解決策には違いありません。
現状では星評価や口コミがその役を担っているのだと思いますが、個人的には検索する行為も楽しみのひとつだと思うので、ある程度の候補の中から効率的に探せるような体験が良さそうに思いました。

Top 17 Quotes on User Experience and UX Design (UserGuiding)

UXデザインに関する名言についてまとめた記事です。
UX に関するもの、ユーザーリサーチやビジュアルデザインに関するものなど広範囲な内容が取り上げられていて、比較的有名なものが多いと思います。
個人的に良いなと思ったのが8番目の引用で、お金や時間がかかることを指摘されたときに、やらなかったときのコストも考えた上での指摘かどうか確認していく必要があると思いました。 (だいたいの場合そうではないと思いますが。。)

UX関連記事 (2021/2/22)

先週から始まった大河ドラマ、主人公の渋沢栄一は私と同郷です。さすがに観ないと、と思いつつ、まだ録画したまま10分くらいしか観ていません。。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

音声UXの可能性 (in-Pocket)

Clubhouse を端緒とした音声UX についての記事です。
日本でなかなかスマートスピーカーの普及が進まない話が書かれていますが、確かに認識精度がまだまだなので、うまく伝わらないと恥ずかしいから話すに話せない、というケースも多そうです。
なお、スマートスピーカーの音声UI と、Clubhouse などの音声サービスは同じ括りで議論されがちですが、現時点ではこれらを分けて、それぞれのベストプラクティスを考えていくと良いのでは、と個人的には思います。

画面単位ではなく,画面遷移を意識した改善 (gihyo.jp)

アプリや Webサイトを改善するとき、ひとつの画面だけでなく、画面フローを考慮して改善を検討する必要がある、という話です。
ユーザーのストーリーを意識する、ということで、具体的な手順が説明されています。
課題を感じている画面の改善だけでは不十分だったり、他の画面に影響が出たりすることを考えると、一度全体の画面を解体して再構築する中で、個別の画面について考えるというスタンスが良さそうに思います。

【悪い悪いUI・良いUI】発想の転換から打開したアイデアまで【デザイン思考】 (Angry Breakfa$t)

良い UI、悪い UI を紹介したまとめ記事です。
大量に紹介されているので、時間がある時にリンク先まで含めて一通り見てみるとおもしろいかもしれません。
有名なものも多いですが、初めて知るものもあり、勉強になります。
悪い UI の紹介のところで、デザインの失敗とか敗北とか言われがちですが、これはデザイナーだけの責任ではないはずです。
企画の失敗、プロジェクトの失敗として、誰もがこうした事例を学んでいく必要があると思います。

CXデザイン・UXデザインの違い|それぞれの役割も合わせて解説 (UX JUMP)

UX と CX の違いについての記事です。
それぞれのフォーカスしている領域や、両者が連携していく必要性について、詳しくまとめられています。 こうしてみると、UXデザインは製品開発、CXデザインはマーケティングがベースとなっていることがよくわかります。
利用者と購入決定者が異なる場合にはそれぞれ考慮していく必要があると思いますが、両社が同じケースでは、より連携して、ひとつのカスタマージャーニーを見ていけるとよいのかもしれません。

Dangerous UX: Consequential Options Close to Benign Options (Nielsen Norman Group)

危険な UX ということで、正反対の選択肢が近くにあることで間違えて選択してしまうような例について説明されています。
いわゆるヒューマンエラーを誘発しやすい UI が例示されていて参考になります。
中でも間違えてアーカイブしてしまうという例は、スリップ(押し間違い)したときにかなり困るものですが、その理由にはアーカイブしたものをどこから見られるかよくわからないこともあると思います。
あと、ユーザーがミスしてもすぐに元通りに戻せるようを考慮した設計というのは今の時代必須だと思いました。

Are workshops ruining the UX design world? (UX Collective)

UXデザインプロセスにおけるワークショップについての記事です。
ワークショップを過信しない方がよい点について、いくつかの観点から指摘されています。
確かにどの点もワークショップ実施前や実施後に考慮すべき点だと思いますが、2番目の「デザイナーに意思決定を任せるべきで、出たアイデアは検討要素にしかならない」というのは当てはまらないこともありそうです。
意思決定プロセスは計画次第だと思いますし、参加者のモチベーションにも影響するからです。
より良い巻き込み方を実現できれば、その後の開発を含めて良い影響を与えることができると思います。

UX関連記事 (2021/2/15)

Clubhouse が流行っているので一応参加してみましたが、まだ実際にはトークに入っていません。なんだかますます寝不足になりそうで、どうしようかなと。。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

UXデザイナーってどんな仕事?その内容と身につけるべきスキルを徹底解説 (UX JUMP)

UXデザイナーについての記事です。
UXデザイナーとして仕事をするにあたり、どういうスキルが必要で、どういう点を押さえておけばよいのかというポイントがまとめられています。
多くの関係する分野の理解だとか、バランス感覚といったようなポイントが紹介されていて、個人的にとても共感できました。
最後に書かれている「おしゃべり好きな人が向いている」というポイントは、コミュニケーション能力に関係するので確かに大事ではありますが、どちらかというとユーザーやほかのメンバーの話を傾聴し、その背景や理由を深掘りする力がより大事なのかなと思いました。

ステークホルダーマップの活用 (ペパボテックブログ)

ステークホルダーマップに関する記事です。
ステークホルダーマップを作る目的や、ほかのマップとの差異など、わかりやすく説明されています。
このマップ、ステークホルダーが多いと複雑になりがちで、ステークホルダーとの距離感も考慮してマッピングするとさらにわかりにくくなるのが難点です。
具体例も紹介されていますが、まずまず簡潔に収まっているので良い例に思います。
いずれにしても、網羅性と可読性との両立がポイントではないかと思います。

デザインを理解するための4ステップ (アプリ戦略大学)

デザインの勉強をする上で、効果的な手順について紹介した記事です。
主にビジュアルデザインの例になっていますが、商品開発全般で使えるスキルアップ法のように思います。
特に言語化するというのは、なぜ良いのか、の理由を掘り下げるきっかけになり、有効だと思います。
こうした勉強会を定期的に開催するのは実務もある中大変だと思いますが、やはり良いアウトプットを出すためには必要不可欠なのかもしれません。

ECサイトは、UIよりまずはカテゴリの情報設計とアルゴリズムを設計せよ (UX TIMES)

商品に行きつきやすいように情報の設計をちゃんとやりましょう、という記事です。
見た目を有名サイトに真似るのではなく、ユーザーがどういう期待を持ってサイトを訪れるのかを含めて考える必要性が語られています。
情報設計という観点では、カテゴリーの分類だけでなく、一覧性や検索なども考慮した構造の設計が必要そうです。
なお、最後の方の美容液の話は、実店舗ではないので、どこに入れるかを悩むよりすべてに入れておけばよさそうにも感じます。

the Pareto Principle of UX Design (ImaginXP)

UXデザインとパレートの法則についての記事です。
パレートの法則とは、20%のものが 80%ものを生み出している、と考える法則ですが、ここでは 20%の機能を 80%のユーザーが利用している、といった具合に説明されています。
割合の正しさはどうあれ、大半のユーザーが一部の機能のみ使っているというのは多くの製品やアプリなどでよく言われる話です。
開発する際にもそれを念頭において設計や評価をしていくのが効率的、かつ最終的にユーザーのベネフィットになるといえそうです。

Monster List of UX Books: February 2021 Updates (Prototypr)

UXに関係する本のリストです。
ひたすら集めてなんと 1000冊を超えたそうです。
ざっと見たところ、日本語に翻訳されている本も結構見受けられるのですが、何せ量が多いのでそのあたりの解説はやめておきます。。
ただ、さすがに最近リストに追加された本は翻訳が出てないようです。
今は電子書籍で手軽に手に入る時代になりましたが、少し前は船便で1ヶ月かけて送ってもらったのが良い思い出です。

UX関連記事 (2021/2/8)

最近は寝るときに湯たんぽが欠かせなくなっています。これはものすごい発明品だと思うのですが、湯たんぽって海外にもあるのでしょうか?
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

女性誌の媒体資料はペルソナの見本!ペルソナ設計に役立つデータ収集とは (Workship MAGAZINE)

ペルソナを設計する際の参考となる情報についてです。
個人的にこうした媒体資料は今まであまり注意を払っていませんでしたが、ここで紹介されているものを見ると、必要な情報など、かなり参考になるように感じました。
ただ、特定のアプリやサービスのためのペルソナを考えた場合、情報の粒度としてはもう少し細かくても良さそうな感じもします。
ペルソナの名前やプロファイルなど、開発している身近にいるように思える要素もあるとよさそうです。

DropboxのUXライターが語る データを元にした文言の最適化 (Repro)

UXライティングに関する記事です。 UI 上の文言を考える際に、Google Trends などを用いて、よく使われる(=ユーザーにとって馴染み深い)言葉を選ぶといったようなポイントが紹介されています。
中でも 4番目のポイント、ユーザー調査をもとにして、よく使われる言葉をキーに構成するという点は、よりユーザーに寄り添うという視点で重要だと思いました。

UIが嘘をつく? UXデザインにおける「楽観的な更新」とSPAでの作り方 (カミナシ開発者ブログ)

UI のフィードバックに関する記事です。
「楽観的な更新」という名前がつけられていますが、処理がサーバー側で受け付けられることを見越して、UI 上はユーザーに先にフィードバックを返すという、端的にいうと非同期処理について説明されています。
今の Web の UI ではけっこう当たり前になってきている考え方ですが、当然課題もあります。
パスワード間違いでも「ようこそ」と表示する Windows のログイン画面に違和感を覚えるのは私だけではないはずです。
楽観的で良いケースを見極め、あまりふさわしい場面でなければ、操作がされたことだけ表すフィードバックにとどめる必要があると思います。

UXの改善に取り組むチームをまとめるには? (root inc.)

UXデザインプロセスと、そこでのリーダーの役割についての記事です。
各フェーズでリーダーが気をつけるべきポイントについてまとめられています。
ここでいうチームというのは、 UXデザイナーのチームに限定するわけではなく、一般的なアプリやサービスの開発チームと捉えても良さそうです。
また、リーダーとしての役割で、ポイントとして挙げられているのにファシリテーションの要素が多いというのも特徴的で、そうしたスキルを磨いていく必要があるのかなと思いました。

For Digital Payments, The Best Ux Is Forgettable (UX Magazine)

支払い体験についての記事です。
駐車場の支払いを例にとって、共通の API を利用することでアプリなどに囚われずに支払いできる体験について紹介されています。
駐車場アプリは日本ではまだあまりありませんが、飲食店などでの支払いでは、普段からどういう支払い手段が使えるかを確認しています。
今後、ユーザーはそうした確認をせずに、ただ支払いをするという行為だけできれば(あるいは行為さえなく)支払いできるような世の中になっていくかもしれません。
ただ、何をするかを考えるだけで済み、どうやってするかはスキップされる世の中は、果たして良いものなのかどうか・・・。

Designing Better Tooltips For Mobile User Interfaces (Smashing Magazine)

モバイルアプリでのツールチップについての記事です。
ツールチップというのは UI 上でコントロールの説明を風船のように重ねて表示するものですが(そういえば Windows ではそのものずばり「バルーン」というコントロールがありました)、この使い方が詳しく説明されています。
中にはツールチップではなく、ドロップダウンメニューやヘルプテキストと呼ぶべきものも混ざっていますが、これらを含めて付加情報をどう表現するのか、の参考になりそうです。
個人的には、ボタンを見ただけではわからないユーザーに対して情報を提示するなど、初心者と熟練者の橋渡しになるというポイントは大事だと思いました。

UX関連記事 (2021/2/1)

毎朝の散歩がてらにコンビニで新聞を買うようになりました。平日の朝刊のみだと配達してもらうよりも安くなりますが、どの新聞にするか選択肢があるだけに迷ってしまいます。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

そろそろエビデンスを共有しよう (U-Site)

HCD について、ただ優れているというだけてはなく、ちゃんと効果など含めた実践事例を公開していこうという記事です。
「HCD教」という言葉が出てきますが、確かに HCD(に限らず UXデザインも)の普及を進める中で、素晴らしいものだから広めるべきという前提からスタートしてしまうケースは少なからず見受けられるように感じています。
具体的な事例や、そのプロジェクトでどういう活かし方になるのか説明していく必要があるのかもしれません。
ただ、事例の共有については、文中でも書かれているように企業機密の場合が多く、特にそれがクライアントワークの場合はなかなか難しい現状があると思います。

バーミキュラのUXデザインを考察してみた (ARCHETYP Staffing Magazine)

バーミキュラの Webサイトを元に、UX について考察した記事です。
私もこの鍋や炊飯器が欲しいなと思いつつ、お値段高めで手が出しにくい・・・というのはさておき、製品やサービスをどう伝えているのかという点がわかりやすく説明されています。
この記事で指摘されている通り、食材を調理したときの美味しそうな写真や、実際に使うとどうなるのかがイメージしやすいようになっていて、とても参考になります。
Webサイト自体は、今いる現在位置がわかりにくかったり、どう戻ればいいのか迷ったりするのですが、没入感を高めるといった目的で意図的に仕組まれたものなのか気になるところです。

ユーザーフレンドリーなナビゲーションバーを作る5つのポイント (Workship MAGAZINE)

ナビゲーションバーについての記事です。
ここでのナビゲーションバーはモバイルアプリやサイトでの画面最下部に表示される機能切り替えもしくはビュー切り替えのコントロールのことで、Android ならボトムナビゲーション、iOs ならタブバーと呼ばれるものだと思います。
その利用方法について、気をつけるべきポイントがまとめられていて、特に5番目の「シンプルに」というのは大事だと思います。
4番目の「テキストよりアイコンを」というのは、アイコンが何を意味するかターゲットとなるユーザーに理解できるものかを考慮する必要がありそうです。

【2021年版】UXデザインをこれから学ぶ人におすすめの本14選ー現役のUXデザイナーが厳選 (sb-style)

UXデザイン関連の本が多く紹介されている記事です。
Web 寄りの書籍が多めではあるものの、一通り UXデザインを学ぶ上で必要そうな本が紹介されています。
ここで読んだことのない本がある人は、読んでみるとよいのではと思います。
(私も数冊あるので読みます・・・。)
なお、一番最後に紹介されている『誰のためのデザイン?』は、どちらかというと最初の「まずはここから」に入っていたほうが良いような気もします。

Dot Dot Dot…. A brief look at the ellipsis in software design (UX Collective)

「…」(3点リーダー)についての記事です。
ユーザーに追加の情報入力を促すインジケーターになっていたり、最近よく見かける「その他メニュー」のボタンの役割になっているなど大活躍の現状が説明されています。
この乱用について著者はどちらかというと好意的のようですが、私も比較的意図のわかりやすい使われ方をしていると思います。
ただ、「…」ボタンに重要なメニューが隠れていることが少ないからこその可能性があり、そこがハンバーガーメニューとの大きな違いなのではと思いました。
あと、日本語の場合はこれを直訳して「・・・」になっているときがあるので、気を付ける必要がありそうです。

Removing Nested Modals From Digital Products (UX Planet)

二重でモーダルダイアログを表示するのを避けようという記事です。
ダイアログを表示したとき、その画面で何かアクションをしないと裏に隠れた元の画面が触れない状態のことをモーダルと呼びますが、そのダイアログ上でもうひとつ別ダイアログを開くことの問題点について書かれています。
実際の解決策となるパターンも多く紹介されているのでわかりやすいです。
モーダルダイアログの弊害については以前から指摘されているところがあるので、なるべくモーダル状態を作らないような情報構造にしていくのがまずは第一だと思います。 ただ、どうしても利用せざるをえない場合も出てくると思うので、そのときこれらのパターンが参考になるのではと思います。

UX関連記事 (2021/1/25)

ハムスターを3匹飼っていますが、指を噛んできて困ります。一撃必殺のやつ、甘噛み連発のやつ、好奇心旺盛でなんでも噛むやつと、バリエーションが豊かではあります。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

スマートホームの体験はどうあるべきか (UX MILK)

スマートホームに関する記事です。
様々な IoT機器を試してみての問題点や解決方法について説明されています。
問題の原因となる事象について 4点挙げられていますが、「誤った前提からのスタート」はありがちな気がします。
私の家にもエアコンが Google Home と連携して音声操作できる機能がありますが、設定が難しく、また必要性も感じなかったので使っていません。
ユーザーの必要性にフォーカスして、機器のスマート化ではなく生活のスマート化という視点で見てみると、より良い機器が生まれるのではないかと思います。

カスタマージャーニーマップを分析する7つの方法 (U-Site)

カスタマージャーニーマップについての記事です。
As-Is のカスタマージャーニーマップ(ここでは新車購入のジャーニー)を例に取り、体験を分析するポイントについてまとめられています。
どの項目も重要なので、チェックリスト的に使うと良さそうです。
逆にこれらが読み取れない場合には、調査内容からもう少しジャーニーを詳細化する必要があるのかなと思います。
ただ、ひとつ思ったのが、この事例で在庫を探すのに苦労する体験、これは大変だけど実は楽しい時間なのかもしれません。

実物っぽい質感で思わず触れたくなるデザインの新手法「ニューモーフィズム」が注目される理由 (@DIME)

ニューモーフィズムについて、日本語の記事もだんだん増えてきているように感じます。
実際にこのデザインが採用されるサイトも、これから徐々に増えてくるのではないかと思います。
下の方にスキューモーフィズムやマテリアルデザインなどを含めた 4象限の図がありますが、これらはこうしたかたちにきっちり分かれるものではなく、むしろこの 4象限の中にプロットされるものなのではないかと思います。

各OSの標準搭載フォント一覧へのリンク集 (Rriver)

OS ごとに搭載されているフォントの一覧についての記事です。
WindowsMaciOSAndroid といったそれぞれの OS で標準インストールされている(=指定して大丈夫な)フォントがわかるので、どのフォントを使うべきか考えるときにかなり参考になるのではと思います。
使用フォントによっては文字の大きさや表示可能な文字数も変わったりするので、このあたりの情報は押さえておいて、ちゃんと表示できるかの確認を行う必要があると思います。
フォントにもトレンドがありそうで、最近は「游ゴシック」などの細い角ゴシックをよく見かけますが、将来的にそのあたりも変わっていくのかもしれませんね。

6 Reasons Your Touch-Screen Apps Should Have Voice Capabilities (UXmatters)

タッチUI を持つアプリでも音声UI に対応したほうが良いという記事です。
6項目にわたり音声UI が必要な理由が説明されておりますが、なるほどと思える項目が多いです。
特に 2番目の必要な機能を学ぶという点、3番目の情報構造をスキップできるという点については音声UI ならではのメリットです。
1番目のファインダビリティに関しては、まだ明確な解決策はないように思われ、今後の課題だと言えます。
ちょうど同じタイミングで同じトピックの記事(Adding Voice to the Touch Screen User Experience )が出ていました。
こちらは主に3番目の理由について詳述されているのでそちらも是非。

A user experience diagnosis of the COVID-19 vaccine rollout (Technical.ly Baltimore)

新型コロナウィルスのワクチン接種のための Webサイトについての記事です。
著者が祖母のためにワクチン接種を予約しようとした際に直面したわかりにくい点や課題などが順を追って説明されています。
いくらワクチンの数が十分であっても、予約がスムーズにできなければ意味がありません。
日本の場合にも近い将来似たような問題が発生しないといいなと思います。
(かなりの確率で発生しそうな気がしますが・・・。)

UX関連記事 (2021/1/18)

ふるさと納税で間違えて要冷蔵の日本酒をたくさん頼んでしまいました。いっぱい飲めてうれしいことはうれしいのですが。。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

【図解】コレ1枚でわかるUIとUX (ITソリューション塾:オルタナティブ・ブログ)

UI と UX についてわかりやすく解説された記事です。
主に初心者向けの内容になっていますが、よく見るトマトケチャップの例をもとに、UI と UX で大切な点がまとめられています。
UI について説明されているのが、主に見つけやすさやメンタルモデルについての観点になっており、UX として説明されている部分も UI と呼べるものがありそうです。
ここで取り上げられている一通りの課題を解決していくことで、結果としてユーザーの体験(UX)が向上していくと言えるのかなと思います。

"ただしさ"ではなく"ふさわしさ"を考えられれば、ちょっとUXが上がるかもしれない。 (UX JOURNAL)

街中の説明文を元に、ユーザーに届ける情報について考察された記事です。
正しい情報を伝えるよりも、ユーザーに寄り添った伝え方が必要という観点で書かれています。
こうした情報の伝え方は世の中に意外と多く、アプリとかの情報表示でも内部の状況を正しく説明しすぎてしまい、かえってユーザーにわかりにくくなってしまったり、不安や誤解「与えてしまったり、というケースを目にします。
ある程度正確でなくてもいいから、ユーザーにとって必要な情報の伝える、という方針で検討していけるといいなと思います。

2021年のWebはアニメーションが重要!参考にしたいUIインタラクション40個まとめ (PhotoshopVIP)

UI のアニメーションをまとめた記事です。
PCの画面からモバイルのアプリやサイトのアニメーションが数多く紹介されていて、最近のトレンドがわかります。
小さく動く、マイクロインタラクションと呼べるものもある一方で、画面全体が大きく動くものもあります。
何やら使っていたら酔ってしまいそうにも感じますが、実際のところはどうなのでしょうか。

Best 10 examples and Guidelines for Error Messages (UX Writing Hub)

エラーメッセージについてのガイドライン的な記事です。
英文ではありますが、多くの良い例、良くない例とともに、エラーメッセージで押さえるべきポイントが紹介されています。
大切だなと思ったのが 4番目、6番目、7番目で、どれもユーザーとの距離感についてです。
良い文言を書くのは、まずユーザーに寄り添う姿勢が一番大事だと思います。
あと、最後の10番目はインラインでのエラー表示はあるものの、サイトによってはお知らせのタイミングがまとめての場合もあるので、それは都度表示してほしいなと思います。

26 questions UX designers need to ask during a kick-off meeting (UX Collective)

プロジェクトの最初に UXデザイナーが尋ねる質問ということで、何を目指すのか、何をもって成功とするのか?などの質問事項がまとめられています。
アクセシビリティなどデザイン特有の質問もありますが、ユーザーは誰か?など、ほとんどの質問は UXデザイナーでなくとも、どんなプロジェクトでも必要な内容と言えそうです。
打ち合わせで全部の質問を聞くのはなかなか難しいですが、チェックリストとして持っておいて都度チェックしていくと、漏れなく確認できるのではと思います。

Significant releases of 2020 on a design scene (Prototypr)

デザイン関連のツールについて、昨年のトレンドをまとめた記事です。
昨年はリモートワークなどが主流になったこともあり、コラボレーションしやすいツール、たとえば Figma などが盛り上がりましたが、ここではランキング形式でそのトレンドについて紹介されています。
1位の Adobe は商品群全体が選ばれているのでやや反則的な気がしますが、3位の Miro については納得です。
実際に使ってみるとたしかに使いやすいので、今後のさらなる機能拡張を期待したいところですが、似たようなツール、オンラインの空間で共創できるものはこれからますます増えていきそうな気がします。