UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2022/3/21)

カメラを新調してけっこう良い写りになったのですが、腕前のイマイチさが目立つようになってしまい、本を読んで勉強中です。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

メタバースアプリ「REALITY」UI/UXの裏側。滞在170分、海外ユーザーが熱狂する没入感 (キャリアハック)

メタバースアプリについての記事です。
REALITY というアプリの紹介がメインですが、UI や UX についての話も出てきて興味深いです。
自己投影感が大事、という話に、なるほどと思いましたが、そうなるとメタバースの未来はアバター自体も透明になって、自分そのものになっていくような方向性もあり得ると思いました。
なお、私も REALITY を使ったことがありますが、いきなり見知らぬグループに入れられて、たくさん英語のメッセージが届いて通知が鳴りっぱなしになったのには困り果てました。

『エルデンリング』のUIが、加工されすぎてネットミーム化。要素てんこもりでスーパーの安売り広告状態に (AUTOMATON)

ゲームの Bad UI を再現したという記事です。
本来はシンプルな UI らしいのですが、悪ノリした人たちによってかなりゴテゴテした煩わしさ満点の UI になっています。
文中で紹介されている動画を見るのが一番早いのですが、とりあえずヒントの邪魔さ具合に辟易します。
こうした UI は確かによく目にするように思いますが、多くの人が「触ると何が起こるかわからないので触れない」という状態で終わるのではないかと思います。

UIやUXにパクリの概念はあるのか? (ビートラックス)

他のアプリの UI や UX を真似することについての記事です。
丸パクリは良くないけど、ユーザーが新たに使い方を覚えなくて良いので、骨格は似せるのがよい、ということで、内容的には文中でも出てくる「ヤコブの法則」に関するトピックになっています。
最近はモバイルアプリだとデザインガイドラインも整備されていていますし、Web の世界でもデザインシステムが一般的になってきていると思います。
他社を真似するというよりはベストプラクティスに則った設計を行い、キーとなる体験やビジュアルなどに独自色を出していくといいのかもしれないと思いました。

海外から日本にきて感じた、日本の日常に溶け込む良いUX (スパイスファクトリー株式会社)

日本で生活する中での良い UX についての記事です。
電車や食料品などの事例を元に、日本に住んでいると当たり前になっているものの、改めて見てみるとよく考えられているものが紹介されています。
各駅までの所要時間が出ている件は確かに便利ですが、急いでいる時にそれ以上早くは着けないことを知って愕然とすることもあります。(私だけ?)
あと、ガムの中の付箋の話は面白かったです。

50 Times People Had Brilliant Design Ideas (New Pics) (Bored Panda)

デザインのユニークなアイデアの事例をまとめた記事です。
50個紹介されていて、どれも楽しいアイデアのものが多いです。
時流も影響しているのか、インクルーシブなもの、サスティナブルなものが多い印象です。
私は個人的に 25番目と 50番目がお気に入りです。
あと、27番目と 36番目は、似たようなものを持っています。

27 Unique and Thoughtful UX Designer Gifts for the Holidays (Alexander Rådahl)

UXデザイナーにプレゼントを贈る場合のアイデアについての記事です。
27項目が紹介されていて、文中にもそれらの項目にちゃんと対応しているわけではないものの、多くのプレゼント候補が紹介されています。
そういえば私も同僚のお祝いか何かにスケッチブックか何かを贈ったことがあったのを思い出しました。
このリストを見ながら、自分自身でも何がもらえると嬉しいかを考えると楽しくなってきますが、ビットコインマイナーとかはあまり要らないかなと思いました。