UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2021/2/15)

Clubhouse が流行っているので一応参加してみましたが、まだ実際にはトークに入っていません。なんだかますます寝不足になりそうで、どうしようかなと。。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

UXデザイナーってどんな仕事?その内容と身につけるべきスキルを徹底解説 (UX JUMP)

UXデザイナーについての記事です。
UXデザイナーとして仕事をするにあたり、どういうスキルが必要で、どういう点を押さえておけばよいのかというポイントがまとめられています。
多くの関係する分野の理解だとか、バランス感覚といったようなポイントが紹介されていて、個人的にとても共感できました。
最後に書かれている「おしゃべり好きな人が向いている」というポイントは、コミュニケーション能力に関係するので確かに大事ではありますが、どちらかというとユーザーやほかのメンバーの話を傾聴し、その背景や理由を深掘りする力がより大事なのかなと思いました。

ステークホルダーマップの活用 (ペパボテックブログ)

ステークホルダーマップに関する記事です。
ステークホルダーマップを作る目的や、ほかのマップとの差異など、わかりやすく説明されています。
このマップ、ステークホルダーが多いと複雑になりがちで、ステークホルダーとの距離感も考慮してマッピングするとさらにわかりにくくなるのが難点です。
具体例も紹介されていますが、まずまず簡潔に収まっているので良い例に思います。
いずれにしても、網羅性と可読性との両立がポイントではないかと思います。

デザインを理解するための4ステップ (アプリ戦略大学)

デザインの勉強をする上で、効果的な手順について紹介した記事です。
主にビジュアルデザインの例になっていますが、商品開発全般で使えるスキルアップ法のように思います。
特に言語化するというのは、なぜ良いのか、の理由を掘り下げるきっかけになり、有効だと思います。
こうした勉強会を定期的に開催するのは実務もある中大変だと思いますが、やはり良いアウトプットを出すためには必要不可欠なのかもしれません。

ECサイトは、UIよりまずはカテゴリの情報設計とアルゴリズムを設計せよ (UX TIMES)

商品に行きつきやすいように情報の設計をちゃんとやりましょう、という記事です。
見た目を有名サイトに真似るのではなく、ユーザーがどういう期待を持ってサイトを訪れるのかを含めて考える必要性が語られています。
情報設計という観点では、カテゴリーの分類だけでなく、一覧性や検索なども考慮した構造の設計が必要そうです。
なお、最後の方の美容液の話は、実店舗ではないので、どこに入れるかを悩むよりすべてに入れておけばよさそうにも感じます。

the Pareto Principle of UX Design (ImaginXP)

UXデザインとパレートの法則についての記事です。
パレートの法則とは、20%のものが 80%ものを生み出している、と考える法則ですが、ここでは 20%の機能を 80%のユーザーが利用している、といった具合に説明されています。
割合の正しさはどうあれ、大半のユーザーが一部の機能のみ使っているというのは多くの製品やアプリなどでよく言われる話です。
開発する際にもそれを念頭において設計や評価をしていくのが効率的、かつ最終的にユーザーのベネフィットになるといえそうです。

Monster List of UX Books: February 2021 Updates (Prototypr)

UXに関係する本のリストです。
ひたすら集めてなんと 1000冊を超えたそうです。
ざっと見たところ、日本語に翻訳されている本も結構見受けられるのですが、何せ量が多いのでそのあたりの解説はやめておきます。。
ただ、さすがに最近リストに追加された本は翻訳が出てないようです。
今は電子書籍で手軽に手に入る時代になりましたが、少し前は船便で1ヶ月かけて送ってもらったのが良い思い出です。