UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2018/9/10)

結構前からiPhoneの充電がしにくくなっていたのですが、最近どんどん悪化してきています。新しいiPhoneが出るまで待とうと頑張っているのですが、今週の発表会を前にして限界を迎えそうです。。
さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

モバイルではメニューを画面下に表示すべき理由 (UX MILK)

モバイルの場合のメニューの位置に関する記事です。
親指が届きやすいと速度が速く感じる、というのは言われてみればそうかもしれません。
ただひとつだけメニューボタンを置くことについては、これ以外にどんな選択肢があるのかわかりにくいという問題もあります。
そうなると、タブバーとかボトムナビゲーションと呼ばれる下部にメニューを並べる方式がより良いように思います。

日本のWebデザインで見かける10個の特徴 (コリス)

日本独自のデザインを持ったwebサイトに関する記事です。
少し前に原文を見て紹介しようかなと思っていたのですが、翻訳されたものを見つけたのでこちらを紹介します。
縦書きとか、言われなくてもわかる特徴もありますが、例えばネオン風の色合いなど、自分たちでは意識していないものも多いです。
独自性というのは案外自分では気づかないのかなと思うのと同時に、他との比較は独自性が明らかにするために有効だと思いました。

心理学から分かる!リデザインが嫌われる理由とその対策【ユーザーの習慣に配慮して…】 (SeleQt)

リデザインというか、UIの設計変更が嫌われる理由に関する記事です。
ユーザーの習慣を壊してしまうことが主な理由ですが、これは誰もが心当たりがあることだと思います。 ただ、案外自分の開発したアプリやサービスだとそれに気づかないもの。
何か変更を加えるときには、ユーザーの慣れは予想以上に浸透していると思ってかかったほうが良さそうです。

カスタマージャーニーマップとは?マーケティングを成功に導く作り方と事例 (リスマガ)

カスタマージャーニーマップの作成手順に関する記事です。
作成時のポイントなどが初心者向けにわかりやすく解説されています。
作成するメリットとして付け加えるとすれば、ユーザーとの接点を時系列で視覚化できるという点も大きいと思います。
そのためにも「購買」というタッチポイントまでで終わらず、その後の「使用」や、さらにその後の「共有」や「再訪」などのフェーズも併せてマッピングできると、見えてくるものがあると思います。

13 Must-Have User Experience (UX) Design Skills (CMS Wire)

UXデザインを行うのに必要となるスキルに関する記事です。
全部で13個のスキルが挙げられていますが、アプリやサービスの開発に関するほぼすべてのスキル、という感じになってしまっています。
これらすべてを一人で極めるのは至難の業なので、チームとしてこれらが網羅できていればひとまず問題ないと思いますが、それでもUXデザイナーというからには、多少は一通りわかっていたほうがよいのだろうと思います。
これらのスキルはどれも重要ですが、これら一通りこなすことのできるスーパーマンだと、意外と"Ability to Hear and Accept Feedback" がおろそかになってしまうのでは、と思いました。

How to humanize your product (UX Collective)

製品やサービスが実在の人間のようにふるまうために工夫についての記事です。
「エモーショナルデザイン」にも似ていますが、ここでは「人間味あふれる製品やサービスにすることで、ユーザーが親しみや信頼を感じやすくなる」という意図で書かれています。
相手は機械だとわかっていても、褒められるといい気分になるなど、良いコミュニケーションは相手が生身の人間であるかどうかに限らないように思います。
この記事ではそれ以外に、機械の先にある運営者の人々が見えることも信頼性向上につながるということで、なるほどと思いました。