UX関連記事 (2017/10/23)
先日は中学校の同窓会に出席してきました。みんな久しぶりのわりに全く変わっていなかったのですが、傍から見ればやはり変わっているのでしょうね。
さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。
サービスリニューアルする際、チームでユーザー体験を向上させるためのサービスブループリント (Goodpatch Blog)
サービスブループリントに関する記事は珍しいのですが、ツールなど含めて詳しく解説されていて、参考になります。
感情曲線を入れるなど、カスタマージャーニーマップ的な使われ方もしていますが、サービス提供側の課題が明確になり、それに対するアクションを皆で考えていけるところが、サービスブループリントを作る意義だと思います。
この記事で紹介されているプロジェクトでは、はじめにステークホルダーインタビューを丁寧にやっているようですが、これも見落とせないポイントだと思います。
失敗からの教訓:人間中心設計やUXデザインを社内に普及させるには (産業技術大学院大学)
UXデザインを社内で普及していくためにはどうすればいいか、についての記事です。
3つほどポイントが紹介されていますが、最後の「絶対に諦めない」というのは重要だなと思います。
組織とか状況によってはかなりのパワーを使うことになりますが、初めからそういうものだと思ってかかるのが良さそうです。
また、記事に書かれているようにキーマンの存在も重要で、そういう人を見つけることも大切だと思います。
身近な例で学ぶMVP(Minimum Viable Product)の重要性 (UX MILK)
MVPとは意訳するとコア価値だけ実現した製品やアプリ、サービスということになると思います。
具体的な例が書いてあり、公園に模したイメージ付きでになっているので、わかりやすいです。
これを見ると、やはり実際のユーザーからのフィードバックを早く得ることが大切だということになると思います。
新鮮だけど懐かしい。Windows 10の新デザイン「Fluent Design System」イメージ動画が公開 (ギズモード・ジャパン)
Microsoftの新しいデザイン言語(彼らの言葉ではデザインシステム)の紹介です。
Windows Vistaに似ているという話が出ていますが、確かにAeroスタイルの雰囲気を感じます。
ただ、それ以上に、Material Designに似ているような気もしますが。
動画を見るとサクサク動いていますが、実際もこれくらいで動いてくれると嬉しいです。
Making The Case For 'Boring' UX Design (Usability Geek)
「退屈」なUXデザインに関する記事です。
パララックススクロールやロード中のアニメーションなどはユーザーを引き付ける要因になりえるものの、UXを犠牲にする可能性があるので、従来通りの「退屈」なデザインももっと考慮すべき、という内容ですが、ここでいう「退屈」というのは「普通であること」に近いと思います。
過度に装飾せず、ガイドラインに則ったデザインは普通なのかもしれませんが、人々の課題を解決するのに適したものであるならば、それは美しいデザインだと言えるではないかと思います。
UX-writer: A New term, a Big Need (Prototypr.io)
UXライターに関する記事です。
なんでもUXに結びつける昨今ですが、この記事の趣旨としては、UXにおいてライティングは大きなウェイトを占めるので、しっかりと検討する必要があり、またそのためのスキルを身に着ける必要があるといったところです。
UXライターに関する記事は以前からありましたが、10月に入ってから、特に海外において増えてきたように思いますので、継続してチェックしていきたいと思います。