UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2021/1/18)

ふるさと納税で間違えて要冷蔵の日本酒をたくさん頼んでしまいました。いっぱい飲めてうれしいことはうれしいのですが。。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

【図解】コレ1枚でわかるUIとUX (ITソリューション塾:オルタナティブ・ブログ)

UI と UX についてわかりやすく解説された記事です。
主に初心者向けの内容になっていますが、よく見るトマトケチャップの例をもとに、UI と UX で大切な点がまとめられています。
UI について説明されているのが、主に見つけやすさやメンタルモデルについての観点になっており、UX として説明されている部分も UI と呼べるものがありそうです。
ここで取り上げられている一通りの課題を解決していくことで、結果としてユーザーの体験(UX)が向上していくと言えるのかなと思います。

"ただしさ"ではなく"ふさわしさ"を考えられれば、ちょっとUXが上がるかもしれない。 (UX JOURNAL)

街中の説明文を元に、ユーザーに届ける情報について考察された記事です。
正しい情報を伝えるよりも、ユーザーに寄り添った伝え方が必要という観点で書かれています。
こうした情報の伝え方は世の中に意外と多く、アプリとかの情報表示でも内部の状況を正しく説明しすぎてしまい、かえってユーザーにわかりにくくなってしまったり、不安や誤解「与えてしまったり、というケースを目にします。
ある程度正確でなくてもいいから、ユーザーにとって必要な情報の伝える、という方針で検討していけるといいなと思います。

2021年のWebはアニメーションが重要!参考にしたいUIインタラクション40個まとめ (PhotoshopVIP)

UI のアニメーションをまとめた記事です。
PCの画面からモバイルのアプリやサイトのアニメーションが数多く紹介されていて、最近のトレンドがわかります。
小さく動く、マイクロインタラクションと呼べるものもある一方で、画面全体が大きく動くものもあります。
何やら使っていたら酔ってしまいそうにも感じますが、実際のところはどうなのでしょうか。

Best 10 examples and Guidelines for Error Messages (UX Writing Hub)

エラーメッセージについてのガイドライン的な記事です。
英文ではありますが、多くの良い例、良くない例とともに、エラーメッセージで押さえるべきポイントが紹介されています。
大切だなと思ったのが 4番目、6番目、7番目で、どれもユーザーとの距離感についてです。
良い文言を書くのは、まずユーザーに寄り添う姿勢が一番大事だと思います。
あと、最後の10番目はインラインでのエラー表示はあるものの、サイトによってはお知らせのタイミングがまとめての場合もあるので、それは都度表示してほしいなと思います。

26 questions UX designers need to ask during a kick-off meeting (UX Collective)

プロジェクトの最初に UXデザイナーが尋ねる質問ということで、何を目指すのか、何をもって成功とするのか?などの質問事項がまとめられています。
アクセシビリティなどデザイン特有の質問もありますが、ユーザーは誰か?など、ほとんどの質問は UXデザイナーでなくとも、どんなプロジェクトでも必要な内容と言えそうです。
打ち合わせで全部の質問を聞くのはなかなか難しいですが、チェックリストとして持っておいて都度チェックしていくと、漏れなく確認できるのではと思います。

Significant releases of 2020 on a design scene (Prototypr)

デザイン関連のツールについて、昨年のトレンドをまとめた記事です。
昨年はリモートワークなどが主流になったこともあり、コラボレーションしやすいツール、たとえば Figma などが盛り上がりましたが、ここではランキング形式でそのトレンドについて紹介されています。
1位の Adobe は商品群全体が選ばれているのでやや反則的な気がしますが、3位の Miro については納得です。
実際に使ってみるとたしかに使いやすいので、今後のさらなる機能拡張を期待したいところですが、似たようなツール、オンラインの空間で共創できるものはこれからますます増えていきそうな気がします。