UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2019/9/23)

ここ数日のどが痛くて、のど飴をなめたりしてごまかしていたのですが、市販の薬を飲んでみたら効果てきめん。あったいう間に痛くなくなりました。最近の薬はすごいですね。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

意味のあるソーシャル機能をデザインするには (UX MILK)

SNSなど、ソーシャル機能のUXデザインに関する記事です。
真にユーザーのためになるソーシャル機能にするためのポイントについて、実際の事例や経験をもとに説明されています。
最後の方にプロトタイピングが紹介されていますが、ここで説明されている通り、サービスにチャット機能やソーシャル機能が含まれている場合は、その部分を既存の SNSサイトでまかないつつプロトタイピングを進めていくのが効率的だと思います。

ロゴにおけるデザインの重要性がわかるマッシュアップ例 (berax)

企業のロゴについての記事です。
ロゴを入れ替えてみて感じる違和感が、ブランドに対するロゴがいかに浸透しているかがわかるということです。 個人的には違和感ないものもけっこうありますが、普段のブランドとの接触度合いにもよるのかなと思います。
ただ、フェラーリはロゴよりシンボルが大きいので、フォードと書いてあってもフェラーリかと思ってしまいます。
ブランドロゴにシンボルがあるのはけっこう大事なのかもと思いました。

折りたたみ式スマートフォンに潜むUXの課題 (SeleQt)

折りたたみ式スマートフォンに関する記事です。
いくつか現行の発売・発売予定の機種が紹介されていて、その上で UXの課題(開発側の課題も入っていますが)が説明されています。
最後のほうで結論的にまとめられている「なぜ必要なのか?」という点は、コモディティ化が進む中で、技術先行でやっているという面も大きいかと思います。
今後は技術だけでなく、ユーザー体験との両輪で考えていくフェーズに入っていくのだと思います。

実際に読んで厳選!ノンデザイナー向けデザイン本おすすめ10選 (Workship MAGAZINE)

デザインに関する本を紹介した記事です。
ビジュアルデザインに関係する本が多めに紹介されていますが、最近はこの手の本が増えている気がします。
UIデザインとまではいかないまでも、プレゼン資料のデザインなどに対して、ニーズが高まっているということなのだと思います。
唯一、『インターフェースデザインの心理学』だけ毛色が違いますが、この本は私もおすすめです。

How to Create Great User Interfaces: Make It Invisible! (Boagworld)

UI をユーザーの目に触れないようにしよう、という記事です。
これは音声UI にせよ、という意味ではなく、なるべくユーザーに捜査させる必要のないところは UI をつくらず自動化などしましょう、という話になっています。
UI を検討していると、「ユーザーは UI を使いたいわけではなく、タスクを達成したいのだ」という基本的な原則を忘れそうになるので、なるべくユーザーに見せないというのを理想案として考慮しつつ、検討をすすめるのが良さそうです。

What samurai can teach us about UX (UX Collective)

サムライから学ぶ UX、という記事です。
日本では有名な武士が何名か紹介されていて、その人たちの名言から(半ば強引に)UX のエッセンスが解説されています。
本当に本人たちが言ったのかどうかはわからないとはいえ、どれも共感できる言葉ばかりです。
ただ、普段のプロジェクト運営について考えてみれば、徳川家康の遺訓がより共感できるかもしれないと思いました。