UX DAYS TOKYO 2018 に参加 #uxdt2018
3月16日にUX DAYS TOKYO 2018 に参加してきましたので、簡単に感想を書いてみたいと思います。
3日間あって、私はカンファレンスだけの参加。
かなりたくさんの方が参加していました。
インターフェースの多様化
大きな話題としては、インターフェースの多様化かなと思います。 今まではUIといえばGUI だけだったのが、ARとかVUI(音声UI)などの話題も多く、様々に広がっています。
会話型UI(チャットボット)の話もありました。
これはGUIのうちに入るのかもしれませんが、CUI(カンバセーショナルUI)と説明されていました。
CUIと聞くと、ついコンソールアプリケーションを思い浮かべてしまう私は古い人間なわけですが、考えてみれば現在のインターフェースの多様化は、CUI(コンソールUI)がGUIに代わって以来の大きな変化だと言えそうです。
JTBDとサービスデザイン
個人的にはセッション1と2が興味深かったです。
セッション1の Jobs To Be Done はこのところ急速に注目を浴びてきていて、私も取り入れたいなと思っているところです。
ただ、「JTBD」という略称はやや長く、何だか旅行に出かけてしまいそうな響きがあります。
もう少し良い略称があればよいのですが。
セッション2のサービスデザインについては、一昨年に行ってきた Service Design Global Conference でも登壇していた Jamin。
以下のスライドが印象的でした。
ツイート主によると、昨年のSDGCではこのスライドも使っていた模様。
ive seen the same one at #SDGC last year!
— vegemaki@Service Designer & Researcher (@vegemaki) 2018年3月16日
Hi, again!#uxdt2018 #Uxdt pic.twitter.com/DOKYMsYJj6
やはり一番難しいのはこの「adaptor」ですよね。 左側でいくらうまくやっても右側につながらなければ意味がなくなってしまうためです。
所感
ということで、個人的には最近の潮流がわかりやすく、刺激の多いカンファレンスでした。
昼食もおいしかったし、満足度は高めでした。
改善の余地がありそうなのが、最後の質疑応答コーナー。
あらかじめ皆さんからWeb上に質問を投稿し、その中からピックアップしてスピーカーが回答するという方式で、この仕組み自体はとてもよかったのですが、ピックアップされた質問が「なぜそれ!?」というものが多い印象でした。
カンファレンスを聴いた人が「是非質問してみたい!」と思うような質問を選別するというのは、ちゃんと内容を理解しておく必要もありますし、意外と難しいのかも、と思いました。
より良い問いを見つけるスキルは私も磨いていきたいです。