UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2017/10/23)

先日は中学校の同窓会に出席してきました。みんな久しぶりのわりに全く変わっていなかったのですが、傍から見ればやはり変わっているのでしょうね。
さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

サービスリニューアルする際、チームでユーザー体験を向上させるためのサービスブループリント (Goodpatch Blog)

goodpatch.com

サービスブループリントに関する記事は珍しいのですが、ツールなど含めて詳しく解説されていて、参考になります。
感情曲線を入れるなど、カスタマージャーニーマップ的な使われ方もしていますが、サービス提供側の課題が明確になり、それに対するアクションを皆で考えていけるところが、サービスブループリントを作る意義だと思います。 この記事で紹介されているプロジェクトでは、はじめにステークホルダーインタビューを丁寧にやっているようですが、これも見落とせないポイントだと思います。

失敗からの教訓:人間中心設計やUXデザインを社内に普及させるには (産業技術大学院大学)

aiit.ac.jp

UXデザインを社内で普及していくためにはどうすればいいか、についての記事です。
3つほどポイントが紹介されていますが、最後の「絶対に諦めない」というのは重要だなと思います。
組織とか状況によってはかなりのパワーを使うことになりますが、初めからそういうものだと思ってかかるのが良さそうです。
また、記事に書かれているようにキーマンの存在も重要で、そういう人を見つけることも大切だと思います。

身近な例で学ぶMVP(Minimum Viable Product)の重要性 (UX MILK)

uxmilk.jp

MVPとは意訳するとコア価値だけ実現した製品やアプリ、サービスということになると思います。 具体的な例が書いてあり、公園に模したイメージ付きでになっているので、わかりやすいです。
これを見ると、やはり実際のユーザーからのフィードバックを早く得ることが大切だということになると思います。

新鮮だけど懐かしい。Windows 10の新デザイン「Fluent Design System」イメージ動画が公開 (ギズモード・ジャパン)

www.gizmodo.jp

Microsoftの新しいデザイン言語(彼らの言葉ではデザインシステム)の紹介です。
Windows Vistaに似ているという話が出ていますが、確かにAeroスタイルの雰囲気を感じます。
ただ、それ以上に、Material Designに似ているような気もしますが。
動画を見るとサクサク動いていますが、実際もこれくらいで動いてくれると嬉しいです。

Making The Case For 'Boring' UX Design (Usability Geek)

usabilitygeek.com

「退屈」なUXデザインに関する記事です。
パララックススクロールやロード中のアニメーションなどはユーザーを引き付ける要因になりえるものの、UXを犠牲にする可能性があるので、従来通りの「退屈」なデザインももっと考慮すべき、という内容ですが、ここでいう「退屈」というのは「普通であること」に近いと思います。
過度に装飾せず、ガイドラインに則ったデザインは普通なのかもしれませんが、人々の課題を解決するのに適したものであるならば、それは美しいデザインだと言えるではないかと思います。

UX-writer: A New term, a Big Need (Prototypr.io)

blog.prototypr.io

UXライターに関する記事です。
なんでもUXに結びつける昨今ですが、この記事の趣旨としては、UXにおいてライティングは大きなウェイトを占めるので、しっかりと検討する必要があり、またそのためのスキルを身に着ける必要があるといったところです。
UXライターに関する記事は以前からありましたが、10月に入ってから、特に海外において増えてきたように思いますので、継続してチェックしていきたいと思います。

UX関連記事 (2017/10/16)

ここ数日は傘が手放せないのですが、そういえば傘は随分昔から形が変わっていませんね。そろそろブレイクスルーが起こって「まったく濡れない未来の傘」的なものがほしいところです。 さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

「まず人々のことを考える」:UXの開拓者ドン・ノーマンからのアドバイス (Adobe Creative Station)

blogs.adobe.com

大御所のインタビュー記事です。
『誰のためのデザイン?』の頃から一貫して謳ってきた「デザインの民主化」のエッセンスが節々に感じられます。
「システム全体をデザインする」「優れたデザインは不可視である」など、なるほどと思わせるコメントがあるので、一通り読んでみることをお勧めします。

AI活用が進めばスクリーンは不要に?--未来のインターフェースを考える (ZDNet Japan)

japan.zdnet.com

数年後には会話主体のUIになるという記事です。
今現在でもスマートスピーカーが急速に普及していることを考えると、スマホでもそのうち画面を見ずにAIが機能提供してくれる時代が来るのは、そう遠くないのかもしれません。
一方で、人との会話でも、空中戦にならないようにホワイトボードを使ったりしますが、そういったビジュアライズを通じた理解はこの先も大切なように思います。

分かっていることを新たに分かり直す (DESIGN IT! w/LOVE)

gitanez.seesaa.net

デザインリサーチに関する記事です。
リサーチをするとき、「やらなくても分かっていたことなのでは」という反応はけっこう多いです。
意思決定に関わってくる場合は「それはそれ」と割り切るわけにもいかないので、記事で言及されている通り、リサーチする側は伝え方をしっかり考えていく必要がありそうです。
それには、分かっていたことの裏付けが取れたと捉えて、その部分を強調して伝えるだけでもずいぶん違ってくると思います。

人の命を救うグラフィックデザインあれこれ (GIGAZINE)

gigazine.net

人の生死にかかわるデザインについて紹介されている記事です。
危険を促したり、緊張を緩和したりと、デザインにできることはたくさんあることを感じます。
通常のアプリやサービスではこうした機会は少ないかもしれませんが、医療やヘルスケアの分野では、誤操作や誤認識を避けるためのデザインが求められると思います。
この記事で取り上げられているのはなぜかタバコ関連のものが多く、どれも吸う気がなくなります。

Dead-End UX: The Big Problem That Facebook, Twitter, And Others Need To Solve (Co.Design)

www.fastcodesign.com

SNSにおける問題として、好みを学習する中で、提供される選択肢の幅が狭められていくという点について記載した記事です。
記事中では「デッドエンドUX」と呼ばれていますが、解決する方法として提案されている2案のうち、学習のリセットボタンを用意するというのが、現時点では現実的な解のように思います。
私もここ数年でパーソナライズに対する揺り戻しが来ると考えていましたが、その波はいまだ来ず、やはり人は居心地のいい環境にとどまる傾向があるのかなと思います。
今後AIが深く生活に入ってくる中で、その傾向に歯止めをかけるようなソリューションがあるとよいのですが。

10 Non UX Books That Will Help You To Become A Better UX Designer (UX Planet)

uxplanet.org

UXデザインをする上で役立つ「ノンUX」の本が紹介されています。
ノンUXと言いつつ、コンテンツ設計や認知心理学など、それもUXに含まれるのでは、という本が大半です。
訳本が出ていないものもありますが、出ているもの(特に1番目と2番目の本)は読んでおいたほうが良さそうです。

UX関連記事 (2017/10/9)

選挙が始まりましたね。私は選挙カーの賑やかさが苦手で、あまりにうるさいと「こいつには絶対入れねー」と思ってしまう心の狭い人間です。 さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

相手を説得するときにデザイナーがやってはいけない8つのこと (UX MILK)

uxmilk.jp

コミュニケーションで注意する点についてまとめられている記事です。
人によっては耳の痛い話かもしれません。私も読み進めていくうちにいくつかフラッシュバックする記憶があったりしました。
どれも重要なポイントですが、中でも「相手の自由なフィードバックを求める」は意外とやってしまいがちかなと思います。
相手が何を指摘してよいかわからず、後になってだんだん全貌が見えてきたところで指摘する事項が出てきたときには遅い、というのを避けるためにも、何かしらレビューする観点の提示は大事だと思います。

UX改善に注力しつつも、売上減に怯えるパブリッシャーたち (DIGIDAY)

digiday.jp

ユーザー体験を向上させるために邪魔な広告、ポップアップ広告などを減らすと、今度は収入減になるという話です。
記事の中でも触れられているように、UX向上と広告収入だと明確な効果を示せない前者の「分が悪い」と言うことになってしまうと思います。
ただ、ポップアップでユーザーのタスクを疎外するのは、長い目で見てマイナスであることは間違いありません。
ユーザーに無理矢理見せるのではなく、ユーザーの見たい広告が見られるという、Win-Winの関係になるような表示方法を模索して、徹底的に考えていけると良さそうです。

デザイン思考って結局なんだろう?通勤カバンの買い替えから考えてみた (DODA Creater's Blog)

doda.jp

通勤カバンからデザイン思考を考えるという記事です。
買い替えるのは手段、目的は快適に通勤すること、という気づきが良い感じです。
私も最近通勤カバンを買い替えたのですが、私の場合は通勤客を観察することをしました。
電車でどう持っているのか、どう持ちながら歩いているか観察して、どういったものを買えばいいか考えました。
これもデザイン思考的な考え方と言えるのかもしれません。

機械的な質問にならないために!インタビューのコツを徹底解説 (ferret)

ferret-plus.com

ユーザーインタビューの話かと思いましたが、どうやらWEB記事を書くときのインタビューの話のようです。それでも基本的な要素は変わらないので、参考になるかと思います。
6W2Hの話が出てきますが、中でも "Why" が最重要だと思います。背景を知ることで、ストーリーにも深みが増すと思います。
あと大事だなと思うのは、誘導に気を付ける点です。私は話を引き出すために「たとえば○○というのはどうか?」というように例示することも多いのですが、それが思っていないことを話してしまうことにつながらないよう、気を付ける必要性を感じています。

Why All UX Designers Should Be Creating User Journeys, And Here’s How To Make One (Creative Cloud blog by Adobe)

blogs.adobe.com

ユーザージャーニーマップ(カスタマージャーニーマップという呼び方のほうがメジャーかも)の作り方についてです。
「事前にユーザー調査を実施すべき」「いきなりきれいなものを書こうとしない」「ステークホルダーに理解してもらう」といった重要なポイントが詳しく書かれていて、参考になります。
また、具体的なマップを眺めることができるのも良いと思います。
個人的にはAs-Is(現在のユーザージャーニー)とTo-Be(将来的なユーザージャーニー、新製品・サービス導入後の姿)の使い分けと注意点も気になるところです。

Native apps vs Web apps: A designer’s perspective (Muzli)

medium.muz.li

ネイティブアプリとWebアプリでどちらを選ぶべきかの記事です。
以前から似たような比較は多いのですが、この記事はポイントがまとまっていてわかりやすいです。
これ以外のポイントとしては、ネイティブアプリの場合、起動が容易という利点があります。Webアプリの場合はWebクリップを作らなければアクセスにひと手間かかってしまうのが難点です。
一方で、なぜこれをネイティブアプリで作ったのか?と言いたくなるようなアプリがあることも確かですが。

保育士から学ぶUXデザインのコツ

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私は毎朝子どもを保育園に送ってから仕事に行っているのですが、そこで出会う保育士から学ぶことが多いように感じています。

特定のだれか、というわけではなく、今まで多くの方に出会ってきた中で(実は私がお世話になったことのある保育園は合計5つに上ります)、信頼できる保育士に共通する特徴があります。
そしてその特徴は、UXデザインの観点からも非常に重要だと考えています。
ということで、保育士から学ぶことのできるUXデザインのコツという変てこな話を書いてみたいと思います。

子どもたちひとりひとりに対して興味を持つこと

保育士の皆さんの観察眼はすごいなと常々思います。 たくさんの園児がいる中で、誰が何をやってどうだったか、体調など変わったところはないか、といった一連の状況を把握しています。 毎日の様子を記した連絡ノート(日記みたいなもの)を見ても、
「今日は○○公園に行き、○○で遊びました。○○ちゃんは「○○」と言いながら、○○を見せてくれました。そのあと云々・・・」 とエピソードがかなり詳しく書かれています。

もし自分だったら、
「今日は〇〇公園に行きました。元気に遊んでおりました。」
程度の月並みな内容しか書けないような気がします。

保護者は何気に連絡ノートを楽しみにしているわけですが、子どもたちひとりひとりを観察し、毎日期待に応えるほどのアウトプットを出す、というのは大変だと思います。

これで考えさせられるのは、私たちもユーザー調査をするときには、ユーザーのことを少しでも多く知ろうとする姿勢が大事だということです。
「ユーザー」と言ってしまうと、ひとつのかたまりのように思えてしまう場合もありますが、それぞれの人物に興味を持ち、たくさんのことを知ろうとして接すれば、より良い発見ができるのではと思います。

子どもたちの興味の所在や、周囲の環境に対して興味を持とうとすること

子どもに関する興味だけでなく、その人の周りの環境に興味を持つ、というのも大切です。
変な言い方ですが、子どもたちの興味があることに興味を持つこと、ということでしょうか。

以前、私の子どもの担任は、子どもがときどき話している従姉妹の名前まで覚えていました。
ただでさえ覚えておくことが多い中、意識しなければできることではないと思います。
そういったことを覚えておくことで、子どもとのコミュニケーションもうまくとれるでしょうし、保護者からの信頼も得られるのではと思います。

これもユーザー調査で活かせそうなポイントかなと思います。
ユーザーそのものだけでなく、その周りの環境を知ること。それにより、かえってユーザーに対する理解を深めることにつながると思います。
また、ユーザーから寄せられる信頼も変わってくるのだと思います。

ハグをすること

バグに見えた人、さてはSEですね?
バグではなくハグです。

よく保育士がハグしている光景を見かけます。もちろん私たち保護者ではなく、子どもたちとです。
朝登園したときとか、帰りとか、特にぐずっているときはそれだけで収まるように思います。
もちろん、親子でのハグもありますが、保育士のそれは「私は常にあなたの味方です」という姿勢を示しているように思います。

これはアプリやサービスを通してユーザーと対峙している私たちが必要とする要素だと思います。 現実には、集客や利益といったビジネスの視点や、スケジュールやコストといった開発の視点など、様々な視点が絡んできます。
UXデザインを標榜するからには、それらのバランスを取りつつも、もうひとつの視点であるユーザー視点を第一に考え、常にユーザーの味方でなければならないことを意識し、それがユーザーにも伝わるような設計をしていくべきだと思います。

以上、3つほどピックアップしましたが、ほかにもいくつか思い当たるところがあるので、また機会があれば続編を書いてみたいと思います。
ちなみに、自分の園児だったころの保育士との思い出は、怒られたことしか印象に残っていないというのがちょっと悲しいところです。

UX関連記事 (2017/10/2)

春先に川で取ってきた魚が一向に大きくなりません。水槽の大きさのせいでしょうか。 。 さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

「UXリサーチ気取り」にならないためのマインドセット (UX MILK)

uxmilk.jp

"Snob" なので「エセUXリサーチ屋さん」といったニュアンスかもしれません。
そうならないためのポイントについて、いくつか記載されていますが、要は原理主義者になるなということだと理解しました。
リサーチすることが目的ではなく、課題解決に活かすこと、良いアプリやサービスを作ることが目的です。
そのためには、たとえちょっとした調査でも、しないよりしたほうが効果的だと言えると思います。

自分は偏っていると思うことから始めるデザイン (could)

www.yasuhisa.com

東京での生活に慣れていると、その環境や、周りの人々の特性を中心にしてかんがえてしまうことが多いという記事です。
確かに東京で過ごしていると、それが当たり前と思ってしまう物事が多くあります。それを是正するためのユーザビリティテストも、被験者は首都圏在住者が大半になるということを意識しておく必要がありそうです。
居住地に限らず、自分のまわりを中心に考えてしまうバイアスは他にもいろいろあるのではと思います。

サービスのWhyを明確にする!エグゼクティブインタビューのすすめ (Goodpatch Blog)

goodpatch.com

経営層に対してインタビューしてビジョンなどを聞くことに関する記事です。
意思決定者に対する同様のインタビューでは、ステークホルダーインタビューと呼びますね。
この記事では実際に使用したテンプレートも確認できますが、使いやすそうに思いました。
あと、やはり重要なのは、「なぜ」を問うことかなと思います。3年後にどうしてそうなりたいのか、なぜそのサービスをやる必要があると考えているのか聞けると、最後にいわゆるちゃぶ台返しを受けずに済むと思います。

シンプルなのに大きなインパクトを与えるアプリはどこで工夫しているのか? (ferret)

ferret-plus.com

主にPCアプリからモバイルへの移行という観点で、すぐにアンインストールされずに済むポイントについてまとめられています。
シンプルに、ということで主にビジュアルデザインに関する改善策が多いですが、記事で触れられているように、キーコンピテンシー(MVPと言い換えてもいいかもしれません)をユーザーに素早く適切に体験してもらうための仕組み作りが何より大切だと思います。

Removing The Mystery Of UX Design (millermedia7)

millermedia7.com

「UXデザインの謎を解く」といったタイトルですが、中身はユーザーリサーチやUI検討、評価といったUXデザインプロセスについて解説した記事です。
一通り網羅しているので長いのですが、それぞれがわかりやすく説明されていて、UXデザインの初学者向けに最適な内容なのではと思います。
最後のほうに「教科書のように従う必要はない」と書かれていますが、プロジェクトごとにその状況や特性に応じて適切なプロセスを取るのが大事だと思います。
まぁそれが難しいところでもあるわけですが。

When Slower UX is Better UX (Webdesigner Depot)

www.webdesignerdepot.com

瞬時に処理するより、ゆっくりした処理のほうがUXを高める場合がある、という記事です。
ちゃんと処理されていることがわかるように、あえてプログレスバーを表示するというような例が記載されていますが、ユーザーへのフィードバックが大事だということだと思います。
また、フィードバックを返すだけでなく、ユーザーがそれをちゃんと理解する必要もあると思います。
記事の最後に「ユーザーの期待にマッチさせる」と書かれていますが、そのように適切な長さで適切なタイミングでのフィードバックを検討するのがよさそうです。

UX関連記事 (2017/9/25)

まだ秋なのに早速鍋を食べました。朝晩は冷え込み始めたからちょうどいい頃かも。 さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

ハンバーガーメニューの代わりはこれ!アプリやサイトに使いたいメニュー5選 (SeleQt)

www.seleqt.net

ハンバーガーメニューの代わりのナビゲーションパターンについてです。
様々なアイデアがあるものの、なかなかこれだという決め手がないのかもしれません。
1番目と2番目は良いナビゲーションパターンであり、これらを優先的に使うべきですが、項目が多いとか文言が長い場合に使えないので、ハンバーガーメニューの代わりとしては難しそうです。
4番目は代替案として良さそうですが、「メニューであること」がわかるという意味では、ただ単にハンバーガーメニューに「メニュー」と明記するだけでだいぶ良くなるのだと思います。

顧客視点のUXデザインは事業の短期的成果を生む近道になる — コープデリ生活協同組合連合会様 (ネットイヤーグループ)

www.netyear.net

UXデザインの実践事例についての記事です。宅配サービスの事例で、プロセスだけでなく思考の過程も書かれていて参考になります。
私が宅配サービス上でのUXで良いと思っていることは、重いものでも購入しやすくなること、また何を買うか自宅で考えられるので、夫や子どもの意見も反映できたり、コミュニケーションが増えたりすることがあると思います。
そういった観点でもまだまだ提供できる体験価値はあり、加入動機につなげられるのではと思います。
この記事は前編で、後編が待ち遠しいところです。

旅行×VR・ARで変わる、新たなユーザーエクスペリエンスとは? (DX LEADERS)

dxleaders.com

VRが旅行への起爆剤になるという話です。
自宅に居ながらにして旅行が楽しめる、と見る向きもありますが、実際に旅行に行きたいと思わせる起爆剤になると書かれており、私も似たような意見を持っています。
ただ、単純に景色を眺めることができるだけではなく、そこに息づく文化や現地の人との触れ合いといったソフト面も含めた情報提供があってこそ、VRから実際の旅行へ駆り立てるトリガーになるのではと思います。

UI文言にビックリマークを使わないほうがいい5つの理由 (CrowdWorks Designer Blog)

designer.crowdworks.co.jp

UI文言にビックリマークは最近見かけなくなりましたが、まだまだ存在します。特にwebサイトではニュースレターや通知の登録に急かせる意味で使われることが多く、逆に登録したくなくなりますよね。
この記事ではいくつかの使ってはいけない理由が書かれていますが、これらにもうひとつ付け加えるとしたら、文字の大きさやスペースの取り方、レイアウトなどで強調表現をしたほうが、より効果的が高いと考えられる点です。

The ‘WOW’ Factor in UX Design (uxdesign.cc)

uxdesign.cc

WOW(日本語で言えばちょっとした驚きという感じでしょうか)をUXデザインでどう取り扱うかについての記事です。
見た目のWOWに囚われすぎる場合は、この筆者のストーリーのように、ぶっ飛んだ案も対案として用意して、ユーザビリティテストで比較してみるのが良さそうです。
ただ、「もっと他のWOWはないのか」という流れになるのは避ける必要がありますが。 最後の結論の文章はとても重要なので、心に刻んでおきたいと思います。

What Comes After User-Friendly Design? (Co.Design)

www.fastcodesign.com

ユーザーフレンドリーなデザインというのはもう適切な呼び方ではなくなっているとの記事です。
UXの倫理といった観点で語られていますが、ユーザーデータの収集や、それに関連する広告の表示は、確かにユーザーフレンドリーとは言い難いかもしれません。 記事でも言及されているような「ダークUX」は極力排除して、ユーザーの利益を第一に考える必要があります。
ビジネス視点が入るとなかなか難しい面もありますが、たとえユーザーフレンドリーデザインでなくても、ユーザーセンタードデザインであることは意識していきたいものです。

UX関連記事 (2017/9/18)

近所のTSUTAYAでCDが10枚1,000円キャンペーンをやっていて、思わず大量に借りてしまいました。 さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

ドッグフーディング:企業が自社サービスを使うべき理由 (UX MILK)

uxmilk.jp

自社サービスを自ら使うことをドッグフーデイングと言いますが、その意義と注意点をまとめた記事です。
確かに世の中には社員の人はこれ使ってるのかなと思わせるようなお粗末なサービスもあるので、ドッグフーデイングはかなり有効です。というか、率先して使わなければならないと思います。
なお、この中にユーザーと同じ靴を履いて歩くという表現が出てきますが、近いイディオムとして “in someone’s shoes” というのがあり、「人の立場に立って考えてみる」という意味です。
これは海外のサービスデザインの話題では良く出てくる表現のように思います。

誰もがみんな「UXデザイナー」を名乗る必要なんてない (WPJ)

www.webprofessional.jp

UIデザイナーがみんなUXデザイナーを目指す必要はないという内容で、UIとUXの対比についてです。
ここで挙げられている対比画像は、確かにUIとUXを語るのにふさわしくないものだと思います。
どのルートを辿ってもそれはUIな訳だし、それぞれどう感じたかがUXな訳だし。
UIはUXに含まれるものだとはいえ、昨今のUIを矮小化する流れは考えものだと思います。

iPhone X対応におけるデザイン上の注意ポイント (fladdict)

http://fladdict.net/blog/2017/09/iphonex.htmlfladdict.net iPhone Xの登場はアーリーアダプターにとっては喜ばしいニュースですが、アプリを開発するほうは大変です。
記事で言及されているラウンドコーナーは、開発する側だけでなく、UXにも影響しそうです。
それ以上に、ホームボタンが下からのエッジスワイプになったのが、下スクロールと干渉しそうで、ユーザーの使い勝手にかなり影響するように思います。
私もアーリーアダプターなので欲しいなぁとは思うのですが、ソフトキーでもいいのでホームボタンは残してほしかったと思います。

トイレに神は宿っていた? Apple Parkのデザインをチェック! (ギズモード・ジャパン)

www.gizmodo.jp

Appleの発表会会場のデザインについての話です。
トイレに神が宿っているかどうかは、これらを見る限り怪しい感じがしますが、すっきりとしたこだわりのあるデザインであることは確かです。
トイレのドアがどこにあるかわからない、またトイレ自体どこにあるかわからないというのはときどきありますが、とても急いでいる場合もあるというコンテキストを大切にしてほしい気がします。

UX Designers: Are You Focusing Too Heavily on Creating a Beautiful UI? (Shopify)

www.shopify.com

ECサイトのUXデザインに関する記事です。
AmazoneBayなど、素晴らしいUIではなく課題も多いのにも関わらず成功している理由として、3つのトピックをあげています。
確かに日本でいえば楽天なども似たような例(失礼)なのかもしれませんが、記事を読むとやはり一時的UXだけでなく、累積的UXをしっかりカバーすることが大事なのだと思います。
LoveHoneyの事例は、普段あまり考えたことがない分野だったので面白かったです。

How to improve UX using gestalt principles (UX Planet)

uxplanet.org

ゲシュタルト心理学を応用してUXの改善に活かすという記事です。
具体的には、プレグナンツの法則に基づいて、webサイトなどで気をつけるべきポイントがまとめられています。
私もゲシュタルト心理学について詳しいわけではありませんが、ユーザビリティの基本原則に通じるものがあり、興味深かったです。