UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2020/2/17)

少し前から月一回の近所のマラソン会に行っていません。今日は絶対に行こうと思っていたのですが、朝起きたら雨が降っていて断念。でも少しほっとした自分がいることに気づきました。。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

”距離”を制したIxD(インタラクションデザイン)の魅力 (Workship MAGAZINE)

ユーザーの操作する距離に応じて最適なインタラクションを提示するという記事です。
ここでいう距離とは、ユーザーの操作しているポインタと対象物の距離という意味で、記事では具体的なアニメーションも含めて詳しく説明されています。
こうした UI は便利ですが、一方でユーザーの意図しないふるまいをしてしまう場合もあるので、ちゃんと行動を推測して最適な UI を用意するよう気をつける必要がありそうです。

エンジニアからデザイナーになり変化した4つの考え方 (CrowdWorks Designer Blog)

エンジニアとデザイナーの違いについての記事です。
エンジニアとデザイナーとの比較記事は多々あり、その中には協業するときのポイントや、垣根がなくなりつつあるというものも出てきていますが、ここでは両方を経験した筆者ならではの所感がまとめられています。
私見を加えて解釈してみると、問いを考えるフェーズと答えを考えるフェーズがあるとしたら、デザイナーは両方に関わることが多く、エンジニアは後者を中心に関わることが多いと言えるかもしれません。
それにしても、逆のケース、デザイナーからエンジニアになるケースはあまり聞いたことがないですね。

ディズニーワールドの体験から考えるUXのあるべき姿 (UX MILK)

アメリカのディズニーワールドから学ぶ UX についてです。
私はディズニーワールドに行ったことがないので、なかなか理解の難しい箇所もありましたが、日本のディズニーランドに置き換えてもイメージできる箇所もありました。
手厳しい指摘もありますが、それは期待が高いことの裏返しでもあり、期待値の高い UX のデザインは難しいと思います。
最後の方に書かれている「従業員一人ひとりが UXチームの重要な一員」という点は、いかにアプリやサービスを提供する側がユーザーに満足してもらうか考える、その姿勢が何よりも大事なのだと思いました。

身近に実践できたUXデザイン うれしさを作るプロジェクトX (レキサスブログ)

身近な UXデザインの事例ということで、保育園での工夫について紹介されています。
嬉しさをつくる、というのはその通りで、UXデザインは「良い出来事を増やすこと」だと言い換えてもよいと思います。
ここではよく書き込む言葉をスタンプにしたというアイデアですが、他にも印字したシールを用意するとか、付箋の色で取り決めておくとか、いろいろなソリューションが考えられそうです。

What UX from 1989 can teach us about product design (The Next Web)

ゲームボーイの UX についての記事です。
セガやアタリの携帯ゲーム機と比較して、性能は劣るが UX が優れているためにヒットしたということがわかりやすく説明されています。
これを読むと、UI を通して提供される価値だけでなく、耐久性やバッテリー寿命など、全体の利用状況に即した価値を考慮することの重要性を改めて感じます。
ちなみに私はゲームボーイは持っていませんでしたが、キャンプに行ったときに夜を徹してマリオで遊んでいる友達を見てうらやましいなと思った記憶があります。

Avoid These 10 UX Design Fails (Usability Geek)

UXデザイン、というより UIデザインで気を付けるべき点についてまとめられた記事です。
10項目について、実際の画面例(実在するのかどうかわからないものもありますが)を提示しつつ、それぞれの課題やポイントとなる事項について説明されています。
4番目はチェックボックスの誤用ですが、ここで示されている解決策はちょっとイマイチで、スイッチをやめることと文言から「NO」を抜くことにより、デフォルトチェックON だったとしてもだいぶわかりやすくなると思います。
個人的に一番共感できたのが 10番目の例です。
LINE でも同様に「メッセージは削除されました」というメッセージが残りますが、削除したことを伝えることは印象が悪くなるだけでまったくメリットがありません。
これは是非とも避けてほしいなと思います。

UX関連記事 (2020/2/10)

実家からまた大量にネギが送られてきたので、週末に一生懸命処理していました。数十本もひたすら輪切りにしましたが、手にネギの臭いが染みついて取れなくなってしまいました。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

Webデザインにおける適切なスクロール方法とは? (UX MILK)

主に Webサイトでの画面スクロールに関する記事です。 スクロールの種類が一通り説明されていて、それぞれどういうときに役立つか、注意すべき点は何かが詳しく書かれていて参考になります。
有効な UIパターンとして「スティッキーナビゲーション」が紹介されていますが、これは確かにユーザーのタスクが切り替わったときにショートカットになる効果的な要素だなと思います。
ただ、モバイルの場合はナビゲーションエリア自体が狭いので、どこまで情報を提示するかが悩ましいところです。
最近はすごく凝ったスクロールもありますが、自由にスクロール位置を決められなかったり、うるさすぎてコンテンツが頭に入ってこなかったり、そもそもスクロールに気が付かなかったりするケースもあるので、個人的には避けてほしいなと思っています。

ユーザーインタビューが失敗する理由 (U-Site)

ユーザーインタビューでの問題と解決策に関する記事です。
良いインタビューをするためのポイントがいくつか紹介されていて、どれも大事なポイントですが、特に問題2 が大事だと思います。
ステークホルダーもインタビューの観察に参加してもらい、場合によってはその場で質問もしてもらうなどして、うまく巻き込むのがよいのかなと思います。
あと、問題3 は個人的にも難しく、十分計画したと思っても足りないところが出てきてしまうことが多いです。
文中に出てくるパイロットインタビューもやってはいますが、もっと有効に活用する必要があるなと思っています。

いまWebがすごい!参考にしたい話題の最新ウェブデザイン37個まとめ (PhotoshopVIP)

素敵なデザインの Webサイトをたくさん紹介している記事です。
おもしろいアイデアだったり、きれいな見た目だったりとバラエティ豊かで、よくここまで集めたなと思います。
OS によるデザインガイドラインがない分、Web の世界は自由度の高い表現、もっというと実験的な表現ができるのだろうと思います。
ただ、前述の通りスクロールがわかりにくいという実例が、ここで紹介されている中でもちらほら見受けられました。。

スマートフォンから「物理ボタン」が消える日がやってくる (WIRED.jp)

スマホについている音量ボタンなど、現状残っているボタンもそのうち消えていくといつ話です。
徐々に移行していくことになり、ユーザーの反発も比較的少なそうだということですが、確かに普段使いではさほど問題ないように思います。
ただ、ソフトが固まったなど、不測の事態でどう対処すればいいのがわからなくなりそうな気もします。
防水とか内部構造とかメリットありそうではあるものの、もっと目に見えた形でのユーザーメリットがあると、より受け入れられやすいのかもしれません。

Use a Fake ‘Editing’ Flow When Users Try to Update Their Stored Credit Card (84% of Sites Don’t) (Baymard Institute)

ECサイトに登録されているクレジットカード情報の更新に関する記事です。
クレジットカードの更新においてカード番号の変更を許していないのは、情報保持のセキュリティの観点から仕方ないとはいえ、ユーザーのメンタルモデルと異なるためにわかりにくいとのことです。
それに対して、偽の編集を置くという解決策が取られていますが、これは非常に興味深いです。
やっていることはユーザーインタラクションに合わせて新規登録と更新をすり替えているだけですが、それがユーザーのわかりやすさにかなり貢献していると思います。
機能と認知のギャップを埋めるため、UI で何ができるのか、常に考えていく必要があると感じました。

The Amazon Prime UX works perfectly as a dating site (Fast Company)

Amazon のサイトを出会い系にしてみたパロディサイトの紹介です。
これはかなりおもしろいので、リンク先にある Amazon Dating のサイトを是非見てみてください。
ECサイトが別の目的でも十分機能する(というかむしろ適している?)ことがわかったり、こうして出会いに値付けがされる未来が来るのかと考えこんでしまったり、自分のアセットがもっと別の目的に使えるのではとアイデア発想を始めたり、などなどあれこれ考えるのもよいのではと思います。
それにしても、ここに登場している人たちは何者なのでしょうか。

UX関連記事 (2020/2/3)

週末に蝋人形館に行ってきました。ただの本物そっくりの人形だろと思っていたら、これがけっこう楽しくて、写真を撮りまくってしまいました。。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

Googleが広告のようになった検索結果のデザイン変更を撤回 (TechCrunch Japan)

Google の検索結果の見た目が広告と区別がつきにくくなっているという記事です。
今回のデザイン変更でそう感じた人は多いのではないかと思います。
記事では今までの広告表示の変遷も見ることができ、今回の変更をダークパターンとする見解や、Googleの捉え方について説明されています。
今回の件で思ったのは、検索に連動した広告が出ても、その中身はユーザーの期待したものとはほど遠い場合が多いこと。
出稿する側も、ユーザーの文脈を捉えて、ユーザーに資する情報を提供していけば、たとえ広告であってもそれほど煩わしく感じなくなるのかもしれません。

圧倒的な説得力! プレゼン資料より「プロトタイプ」 (日経ビジネス電子版)

プロトタイプの効果についての記事です。
やはり動くものをつくるのは大切で、この程度ならイメージできると思うものでも、実際に見えるとだいぶ違います。
プロトタイプはエンジニアやデザイナーのためだけのものではなく、紙芝居でも人力操作でも、可視化できればいいのだと思います。
この方は著作も多く、その中でこの記事の内容が詳しく書かれているので、興味があればそちらも参照するとよいかと思います。

2020年を勝ち抜くための、ウェブデザイントレンドをご紹介します! (SeleQt)

Webサイトの 2020年におけるトレンドについて記載された記事です。
以前からトレンドになりつつあったものも多いですが、「大きく、大胆なタイポグラフィ」はここ最近語られることが増えてきたので、今年のトレンドと呼べるかもしれません。
今は年始なので2020年のトレンドについて書かれた記事が多いですが、海外の記事が大半なので、日本の記事も頑張ってほしいです。
(自分で書け、という話かもしれませんが。。)

WebデザインにおけるUXとCXの関係 (UX MILK)

Webサイトの CX について、UX の対比とそれを高める方法について記載された記事です。
私は CX と UX は話す人の立場が違うだけで中身はほとんど同じことを言っている、という意見の持ち主ですが、文中の「CXをデザインする方法」についての説明を読んでも、UX との違いはほとんどないように思います。
とはいえ、ここで書かれている点は大切なものが多く、特に購入後のフォローアップはちゃんと設計したほうがよい点だと思います。

How Information-Seeking Behavior Has Changed in 22 Years (Nielsen Norman Group)

インターネットを使っての情報探索行動の変化についての記事です。
22年前の調査結果と比較してどう変わっているのか、グラフなどを使って詳しく書かれています。
情報を受動的に取得するケースが増えているという件については、確かにモバイルが台頭することにより、プッシュ通知などの影響がありそうです。(一方でそれらがスマホ依存など引き起こしていると言えそうですが。)
ところでこの記事で使われている手法で Critical Incident Technique (CIP) というものが出てきます。
私もこれと似たようなものをインタビューで導入したことがありますが、調査結果の質を向上させるような効果が得られたので、試してみるのも良いかもしれません。

10 lessons I’ve learned practicing UX Writing (UX Collective)

UXライティングに関する記事です。
アプリや Webサイト上の文言設計について、気を付けるべき点が 10項目まとめられています。
どれも役に立ちそうなものが多いですが、3番目の項目については、「実際にどう見えるか、どう伝わるか?」を考えるうえで、特に注意する必要がありそうです。
(文中のイメージの "TURD" はくそ野郎という意味のようです。。)
また、8番目の項目も大事で、複数の人で文言を考えていく際には、言い回し含めて整合が取れるように考えていく必要があると思います。

UX関連記事 (2020/1/27)

新型肺炎が広がってきているので心配ですね。それにかかわらず私は通勤中マスクをしているのですが、安物のせいかいつも耳が痛くなってしまいます。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

スターバックス は、なぜ人間労働を絶対に排除しないのか? (DIGIDAY)

スターバックスの働く側についての記事です。
すべて AI などによるオートメーションを目指すのではなく、接客は必ず残していくということです。
ルフレジが増えていく現在において、人と人とのつながりをつくるというのはそれ自体が価値となる可能性があり、どうやってそれを実現するか、各社のアイデアが気になるところです。
また、こうした考え方を会社として示すのは、エンプロイーエクスペリエンスを高めるのにも役立ちそうです。

TeslaのタッチスクリーンUI: 自動車ダッシュボードUIのケーススタディ (U-Site)

テスラの運転席にあるタッチスクリーンに関する記事です。
タッチスクリーンの操作や情報表示について問題のある点がわかりやすくまとめられていて、テスラを運転したことがなくても(私もそうですが)、イメージしやすくなっています。
解決策について記事で細かく紹介されていますが、個人的には操作のフィードバックは割り当て可能な物理ボタンを用意したり、情報表示については普段の運転のコンテキストに沿った表示にする(たとえばサイドミラーに表示するなど)のがよいのかなと思いました。

Webデザインの観点からのサステイナビリティ (UX MILK)

主に環境問題にフォーカスして、Webサイトの改善について記載した記事です。
二酸化炭素の排出量を減らす方策として、サイトの軽量化がかなり細かいレベルで語られています。
自動車などと比べてそのあたりの感覚が掴みづらいところはありますが、サイトが高速になればユーザー体験に寄与すると考えれば、目指すべき方向性であることは確かです。
あとはユーザーが環境問題に取り組むサイトを意識して選ぶようになっていくのか、これは少し時間がかかる話なのかもしれません。

デザインの世界における UX ライティングの役割 (Dropbox NAVI)

UXライティングに関する記事です。
いくつかイマイチな文言の例が紹介されていて、UXライターとしてどう改善するのがよいか説明されています。
中には文言だけではなく、UI の表示の仕方やタイミングなどを先に改善したほうがよいのではというものもありますが、いずれにしても説明文などはダークパターンとしてユーザーを誘導しやすい要素ではあります。
倫理的なデザインの観点からも、そのあたりを意識しつつ設計していく必要がありそうです。

How To Measure Your UX Design Skills? (Muzli)

UXデザインのスキルの測り方についての記事です。
こうした問いは以前から様々議論されてきていますが、なかなか難しくて結論の出しにくいものだと思います。
記事ではいくつかの案が提示されていますが、個人的には過去の自分の成果と比較するというのが興味をひかれました。
確かに昔の自分の成果物を見ると、こんなのでよくやってたなと思う人は多いと思いますが、そうしたことから自分の達成度を測ったり、成長を実感するのが次につながっていくのではと思います。

The myth of common sense and intuitive design (UX Collective)

常識や直感的なデザインについての記事です。
こうしたものに基づくデザインはないということで、「すぐ学べる」という表現で捉えて、UIを考えていく必要があるとのことです。
私も「ユーザーは普通はこうする」とか「直感的にわかる」という言葉を聞くときは、ちゃんとその根拠を踏まえて理解するようにしています。
(とはいえ、自分でそういう言い回しをしてしまうこともあるので注意が必要ですが。。)

UX関連記事 (2020/1/20)

今年は年賀状のお年玉が1枚当たりました。今まで生きてきて、「お年玉切手シート」しか当たったことがありません。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

感情移入の邪魔をするエンパシーギャップに注意 (could)

「エンパシーギャップ」というバイアスに関する記事です。
一時的な感情の高ぶりなどの変化を考慮せず判断してしまうことで、ユーザーに対する判断だけでなく、自分自身に対する判断としてもあると思います。 (よくあるのが、その日ベストな解決策を見つけたと思ったものの、翌日改めて見てみるとイマイチに見えてしまう、とか。)
記事でも「バイアスはなくせないが、その存在を意識することが大切」といった説明がされていて、その通りだと思いました。

UXの事件は現場で起きている〜令和元年のかき揚げ事件〜 (Getting Better)

うどん屋さんの券売機の UI についての記事です。 確かにこれは間違いやすいラベリングです。グルーピングすることでわかりやすさは改善されると思いますが、やはりラベリングを改善するのが一番で、オーダーが怪しい人に確認を取るオペレーションもあるとよさそうです。
最後のほうにアフォーダンスの話が出てきますが、UX の世界ではアフォーダンスも知覚される必要があり、ユーザーのメンタルモデルと合わなければ意味がないと思います。

AIとデザイン (日経クロストレンド)

AI とデザイン、そのものずばりの記事です。
AI の最近の潮流はポジティブなものが多く、デザイナーもこれを役立てていく必要があるということです。
ルーティンを減らして、よりクリエイティブな部分を深掘りしていく、そのために AI を活用するというのは、ビジュアルデザインに限らず、仕様、実装、検証など一通りの開発プロセスで同じようなことが言えると思います。
以下の記事でも時を同じくして近い話が書かれていましたので、参考にどうぞ。
アルゴリズムがデザイナーの新しい親友になった、そのいくつかの証拠 (Adobe Blog)

「画像優位性効果」を理解してユーザーの記憶に残るwebサイトを作成しよう (アーティス)

文章より画像を使った Webサイトづくりについての記事です。
イラストや図解を入れて説明したほうが記憶に残りやすいということで説明されています。 UI 上で文言をわかりやすくするため知恵を絞っても結局読まれない、という課題もあったりするので、いかに図示するかも併せて考える必要があると思いました。

Focus on Usage Maturity (boxes and arrows)

使用成熟度についての記事です。
そのアプリやサービスを初めて利用するのか、熟練しつつあるのか、上級ユーザーなのか、の各パターンにおいて解決すべき課題や、上のレベルへ移行するポイントが説明されています。
ただ単に使用頻度が多いだけではダメ、といったような示唆に富む内容が書かれています。
全3回の記事らしいので、あと2回も見ていきたいと思います。 なお、以下のリンクで CRM のシステムを例にとった成熟度の表があるので、参考にしてみたいです。 https://boxesandarrows.com/focus-on-usage-maturity-usage-maturity-matrix/

30 Must-See FAQ Page Examples That'll Make You Redo Your Own (Learning Hub)

「よくある質問」に代表される、FAQページについてです。
FAQページの作成方法や、どういう内容を書くべきかについて説明があり、良い FAQページも 30サイト分紹介されているなど、かなりボリュームのある内容になっています。
FAQページの作成方法については、7つのポイントが指摘されていますが、個人的には特に重要なのが6番目と7番目だと考えています。
ユーザーが不明点の回答が得られそうだとか、信頼するに足ると思えるような FAQ になっているためには、都度内容を最新の状態にし、無駄なものはそぎ落とす、という作業をしていく必要があると思います。

UX関連記事 (2020/1/13)

今年もよろしく、と話そうとしている間に早くも成人の日です。最近は10歳で2分の1成人式というものも聞きますが、そのうち 40歳で 2倍成人式なんてのも出てくるのでしょうか?
さて、先週お休みしたので、ここ二週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

Fitbitから学ぶ、ゲーミフィケーションで大事な10のポイント (UX MILK)

ゲーミフィケーションに関する記事です。
Fitbit のアプリで活動を促される体験などを元にして、10 のポイントがまとめられています。 中でも 8番目、自分の成果が見える化されるのが特に大事な点かなと思います。
Fitbit に関していえば、Google による買収で今後サービスがどのように変化していくかも注目していきたいポイントだと思います。

スマホの持ち方や操作方法から考えるスマホアプリのUXデザイン 使い勝手を追求したモバイルユーザビリティ (SeleQt)

スマホタブレットでのユーザーの持ち方についての記事です。
ユーザーの好みの持ち方も様々あり、さらにデバイスによっても異なるということで、気をつけるべき点がまとめられています。
いくうか持ち方の例や、タッチしやすいスポットが図示されているのでわかりやすいです。
この記事を読んで自分の持ち方を振り返ってみたのですが、両手持ちのときにも親指で操作していることに気がつきました。
普段は人差し指を使っていると思っていたのですが、思い込みは怖いですね。

UI/UXを高める30の具体的な指針 (Grab)

Webサイトの UI についての記事です。
30個、細かい内容も含めて、主に Webサイトの UI を考える際に注意すべき点がまとめられています。
入門的な内容として読んでいくのがおすすめですが、実践的な内容も多く、実際に UI を検討する際のチェックリストとしても使えそうです。

今日から使える!UXデザイナーがおさえておきたいAIの基礎知識 (Workship MAGAZINE)

AI(で提供される機能)の UXデザインについての記事です。
AI で提供される機能をより使いやすいものにするためにユーザー中心の考え方が大事とのことで、UXデザインを活用するポイントについてまとめられています。
AI といっても万能なわけではなく、普通のアルゴリズムが超高性能になっただけとも言えます。
どうやって良い体験を実現させるか考え、そのためのソリューションとして有効なら AI を用いる、という方針が良いのかなと思います。

Neumorphism will not kill the skeuomorphism star (UX Collective)

「ニューモーフィズム」に関する記事です。
ニューモーフィズムとは、年末年始にかけて UX Collective のサイト内で議論されていた Material Design に似たデザイン言語で、詳しくは こちら の記事を読むと概要がわかりやすいと思います。
始めに紹介した記事を読むと、アクセシビリティへの懸念が示されていますが、確かにこのデザインはミニマルな方向に降りすぎているようにも思います。
個人的には、フラットな UIデザインはある程度 Material Design で完成されたということになり、近い将来またスキューモーフィズムな方向に揺り戻しが来るのでは、なんて思っています。

User-Experience Quiz (Nielsen Norman Group)

UX のクイズに関する記事です。 昨年も似たような記事があったように思いますが、今回は 2019年に NN Group で発表した記事をもとに、10問出題されています。
クイズの回答を表示すると、該当する記事へのリンクが添えられているので、よくわからなかったものはリンク先を見ると解説を読むことができます。
私は7問正解で、"Study harder" とのことでした。。。

UX関連記事 (2019/12/30)

もう冬休みに入っている人は多いと思いますが、私も少し早めに休みに入り、伊豆大島に行ってきました。自然が豊かでかなり良いところでした。
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。 (来週はたぶんお休みします。)

なぜ優秀なデザイナーでも酷いデザインを生み出してしまうのか? (berax)

酷いデザインになるケースとその理由についてまとめた記事です。
どれも実際に直面したことかあると感じる人は多いのではないかと思います。
特に「フィードバックではなく承認を求め始める」については、この両者が混ざってしまうケースは多そうです。
納品期間が厳しいという現実的な課題も多いと思いますが、最初に書かれているようにちゃんと「情報共有と信頼関係構築のための期間に充てる」というのが、スピード感を持って事に当たるためのベストプラクティスなのかもしれません。

デザイナーのための「デザイン日記」のすヽめ (CrowdWorks Designer Blog)

デザイン日記をつけることで得られるメリットについての記事です。
日々の気づきをメモしていくようなものですが、これが将来どのように役立つか、実体験をもとに説明されていてわかりやすいです。
私も日々日報をつけていますが、この記事にあるような活かし方はできていません。
一日の総括という形で書いても、細かい部分まで書き残すのがなかなか難しいと思います。
気づいたベースでメモを蓄積していくことで、ここにあるメリットを享受したいなと思います。

ティーンエイジャーをネット中毒から保護するためにUXデザイナーが持つ責任 (Adobe Blog)

いわゆる倫理的なデザインの話で、若者がハマるようなアプリについてのあり方が議論されています。
程度問題のような気もしますが、若者に必要な睡眠時間がそれによって削られている、要は健康問題を引き起こしているというような記載があり、それは避けなければならないと思います。
Ethical designer なんていう専門家はまだいないと思いますので、UXデザイナーが担っていく部分だと思いますが、最後のほうに出てくる「ユーザーの声になること」という表現に責任の重大さを感じます。

UIデザイナーが知っておきたい海外の優れたデザインシステム17選 (knowledge / baigie)

デザインシステムについて、世の中で公開されているものをまとめた記事です。
全部で 90個調べた中から厳選、ということで、よくもこんなに調べたなという印象です。
それぞれ眺めているだけでも楽しいですが、こうした多くのデザインシステムが並列して成り立つ世界が、ネイティブアプリとは異なる Webの世界の楽しいところだと思います。
ただ、どのデザインシステムも Material Design をベースにしたものが多いような感じがしています。

12 design fails that were so bad they were actually good (CreativeBloq)

デザインの失敗、ということで、パッケージなどのデザインが正しく伝わらず、別のものに見える例が12個挙げられています。 下ネタの入ったものもあり、どれも吹き出すくらいに面白いものばかりです。
中の人になってしまうと、変なところになかなか気づかない、というのはあるのだと思いますが、それにしても出す前に誰も指摘しなかったのか気になります。
7番目がわかりにくいですが、雑誌の名前が whore に見えるということだと思います。

How to use behavioral science to improve your experience (UX Collective)

行動科学の UXデザインへの応用に関する記事です。
行動経済学や心理学などからいくつか理論が紹介されていて、実際の事例を元に説明されていてわかりやすいです。 ジャムの法則や損失回避など、ここで挙げられているのは有名なものが多いので、一通り押さえておくのが良さそうです。