UX探訪記

UIデザインやUXデザインに関する記事を集めたり書いたりしています。

UX関連記事 (2018/8/20)

帰省したときにスイカをたくさんもらってきたので、猛烈な勢いで食べています。いつもスイカの種を捨てるときにもったいないなと思ってしまうのですが、何か有効な使い道があれば教えてください。
さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

ユーザ×AI ~ユーザ中心アプローチによるAIのUXデザイン~ (NTTデータ)

理想的なAIのユーザー体験についての記事です。
AIに対してユーザーが抱く不安を中心に説明されていて、その解説には共感できる部分が多いです。
今後は知らず知らずのうちにAIにお世話になっている、ということが増えていくでしょうし、不安感はだんだん薄まっていくのかもしれません。
ただ、記事の最後の方に書かれている4項目、特に「自分がコントロールしていると感じられること」は大切だと思います。

顧客体験は改善するのではなく、再発明する! ~タクシー乗車体験を再発明したUberのケース~ (BACKYARD)

Uberを例にとって、顧客視点による「再発明」について記載した記事です。
インフォグラフィックを随所に入れて説明されていて、とてもわかりやすいです。
Uberの事例は特に取り上げられることが多いですが、それくらいよく考えられた(あるいは説明しやすい)ビジネスモデルなのだと思います。
一方で、Uber以外に取り上げられる事例があまりないというのは、再発明もなかなか一筋縄ではいかないということの裏返しなのかもしれません。

優秀なUXデザイナーはみんなやっている?デザイナーとして成長するための「習慣」15選 (SeleQt)

良いUXデザイナーが実践している習慣についてまとめられている記事です。
この手の記事は良く見かけますが、原文の筆者も信頼できる人物だけに、内容も信頼できるものになっていると思います。
この中では4番と12番が特に重要だと思っています。
これらは日ごろから意識していればできるものでもあるので、多くの方がもっと実践するとよいと思っています。

UIデザイナーにおすすめ!無印良品のプロダクト10選 (Goodpatch Blog)

UIデザイナーと書いてありますが、UXデザイナー含めて誰にでも役に立つ無印良品の小物が紹介されています。
私は2、3、7 を使ったことがあります。
2 はストーリーボード作成に便利ですが、つい四コマ漫画を描き始めてしまうので気をつける必要があります。
個人的に一番好きなのは、ここには載っていませんが、無地のA4リングノートです。

Serif vs. Sans Serif Fonts: Is One Really Better Than the Other? (Design Shack)

英文のフォント、セリフ体とサンセリフ体を比較した記事です。
セリフ体とはアルファベットにヒゲというか飾りのついた書体で、新聞などでよく使われます。サンセリフ体というのは飾りのない書体で、Web上でよく使われます。
この「よく使われている」実態が理にかなっていない部分を取り上げて、丁寧に説明されています。
この両者の関係は、日本語フォントでは明朝体とゴシック体に似ています。
前者はWeb上でほとんど見ることがありませんが、この記事に即していえば、そういった固定観念は取り払って、目的に合わせて使い分ける必要がある、ということになると思います。
(そういえば Medium の日本語記事は本文が明朝体ですね。)

Checkbox vs Toggle Switch (UX Planet)

UIのコントロールチェックボックスとトグルスイッチ(ON/OFFスイッチ)の使い分けについての記事です。
たくさんの事例が挙げられていてそれぞれわかりやすく、「確かに逆だと変だ」というように考えながら読んでいくのも楽しいです。
一点注意が必要なのは、「チェックボックスは即時反映せず、別の [OK] ボタンが必要」というWindowsの頃からの伝統が、モバイルでは崩れがちなところです。
詳しくはMaterial DesigniOSガイドラインを参照するのが良いですが、そういう要素が入ってきたときにどう使い分けるかについては、個人的には「テキストがON/OFFできる機能名を表している場合のみトグルスイッチを使う」という考え方が間違いがないのではと考えています。

UX関連記事 (2018/8/13)

お盆の最中ですがいかがお過ごしでしょうか。こちらは海水浴に行ったら足の甲だけ異常に日焼けして、もはや火傷状態。元に戻るのか不安です。 さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

モバイルユーザーエクスペリエンスの現状 (U-Site)

モバイルUXの歴史に関する記事です。
記事でも言及されているように、この10年でかなり良くなったと思いますが、それもPC時代からの蓄積があったからこそだと思います。
記事ではジェスチャーの進化も書かれていますが、個人的にはジェスチャーが多くなること、特に 3D Touch に操作を割り当てることはユーザビリティの低下を招くので避けてほしいと思っています。

UXデザイン初学者のための基本用語まとめ (Casual Developers Notes)

UX関連の用語集です。
今まであった用語集には登場しないような用語も載っていて参考になります。
各見出し語には日本語もあれば良かったなと思うのと、各項目の中身も少し寂しい(UXデザインのアウトプットがワイヤーフレームと仕様だけというのはちょっと・・・)ので、今後そのあたりのアップデートを期待したいです。

「自動化」と「やっている感」--UI/UXで考えるシステムと人間の関わり方 (ZDNet Japan)

どんどん自動化していく中で、やっている感をどこまで残すか、という興味深い話題についての記事です。
自動運転車の件を読んで真っ先に思い浮かべたのが、遊園地にある子供向けの乗り物です。
レールがついていて自動で動くのに、ハンドルを自由に回せて運転している感を出せるもので、子供の遊びにはちょうど良いですが、実際のクルマの運転自体も似たような状態になる日が来るのかもしれません。

ネットの退会・解約トラップを見抜いて「出口」まで辿りつくには

良くないUX、中でも退会しにくくするとか、間違えてクリックさせるようなものをダークパターンと呼びますが、それらをいくつか紹介した記事です。
この手の記事は海外の記事でかなり増えているので、そのうち自浄作用が働いてくるかもしれませんが、甘い期待でしょうか。
ハッシュタグも用意されているので、気になる人は覗いてみるのもよいと思います。

15 Metrics for UX Benchmarking

https://measuringu.com/ux-benchmark-metrics/

UXをベンチマーキングするための15の指標について解説した記事です。
具体的な説明はリンク先にありますので、興味のある方はそちらをご覧になるのがよろしいかと思います。
Study-Level MetricsとTask-Level Metricsに分かれてまとめられているのがなるほどと思いますが、後者については日本であればNEMが入ってくるように思います。

5 UX copy tips from the experts (Prototypr)

UXライターという職種が(主に海外で)出てきて、それに関する記事もだいぶ増えてきましたが、この記事はわかりやすく納得度も高かったので共有します。
文章や文言を考える際の参考となる5つの要素について解説されていて、どれも重要であるものの、特に1番目と2番目が大切だと思いました。
個人的には4番目が気になりました。
ただやみくもに短くしようとする必要はないということですが、一方で、やはり読み飛ばされる場面も多いと思うので、ユーザーのコンテキストに基づいて適切な長さを考え、その中に納めるように文章を考えるのがよいのかもしれません。

UX関連記事 (2018/8/6)

子どもが夏休みに入ったので毎朝お弁当を作っているのですが、ご飯に海苔でいろいろな絵を描いていたら他の子たちからかなり話題になってしまったようで、ハードルが上がって困っています。 さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

左利きの視点から見たユーザビリティ (デジマースブログ)

左利きで使うときに困るものを写真付きで紹介しています。
私自身も鉛筆と箸以外は基本左なので、共感する部分もありつつ、実際に言われてみればそうだろうなと思うことも多く、観察は大事だなと思わせる記事でした。
世の中の左右、の話でいえば、クルマの右ハンドル左ハンドルがありますね。
日本の道路は基本右ハンドル前提で作られているので、左ハンドルだと大変そうだなと思います。

「見えないデザイン」から「見えないインターフェイス」への進化 (UX MILK)

シンプルで邪魔にならないUIが音声UIなどでも求められてくるのでは、という記事です。
この「見えないデザイン」というのはかなり大事な概念で、個人的にはデザインはそれ自体がコンテンツでない限り主張されるものではないと思っています。
なのでこの記事には共感するところも多いのですが、最後まで読んで、人とシステムの界面が今後どんどん失われていくのでは、そうなったとき、自己とは何か、わからなくなりそうだと不安になりました。

ナビゲーションブラインドネス (navigation blindness) (Website Usability Info)

こちらは「見えるべきものが見えない」という、Webサイトのナビゲーションを見落としてしまい、ユーザーアクションにつながらない問題に関する記事です。
例が二つほど挙げられていますが、確かにこれだと見落としてしまう可能性があります。
特に一つ目のほうはナビゲーションの項目の粒度がまちまちで、UIデザインパターンからもイマイチのように思います。
「ユーザーの文脈でわかりやすい形で提示」というのはとても大事なポイントだと思いました。

カスタマージャーニーマップを色んな職種巻き込んで作ったら「アツかった!」 (ヤプリ)

Wantedlyの中の記事なので、多少人材採用の色もある記事ですが、興味深かったので紹介します。
自社のサービスのカスタマージャーニーマップを部署横断で作ってみたという内容で、楽しそうにワークショップしている様子が伝わってきます。
発見が多かったという感想が書かれていますが、確かに部署間でどちらにも掬われていないユーザーの行動やニーズなどがわかったり、他部署の業務やユーザーとの接点を理解するという意味で収穫は大きいように思います。
より組織が大きい場合や、サービスが大きくてペルソナも複数考えられる場合は一筋縄ではいかないと思いますが、どうやったら近いことができるか考えてみるのも必要だと思いました。

15 Mobile UX Facts & Insights (2018) (MeasuringU)

https://measuringu.com/mobile-2018/

モバイルのUXに関する具体的なデータに関する記事です。
アメリカの調査結果が多いですが、それでも具体的な数値があるとわかりやすく、また説得力があります。
個人的に興味を引いたのは、14番目のタブレットのほうがスマホよりコンバージョン率が高いというもので、これは画面が大きく見やすい点、あるいは腰を据えて買おうというモチベーションが生まれている点が起因しているのかもしれないと思いました。
もうひとつ気になったのが11番目、ネットワークが遅いと心拍数が上がるというものです。
回線遅延が人の健康に影響するとなると、他人事ではいられませんね。

Five examples of terrible game UX (UX Planet)

ゲームに関するイマイチなUXから学べることをピックアップしている記事です。
5つのゲーム(と周辺機器)が紹介されていて、よく読まないとちょっとイメージがわきにくいのもありますが、それぞれの最後に記載された Important Lessons はどれも有用です。
全体を通して、特に「現実世界との一貫性」は大事な要素だなと思いました。
ちなみに一番初めの "Mega Man" というのは、ロックマンの英語名です。

UX関連記事 (2018/7/30)

この週末台風が来たこともあり、天候が不安定でした。私は帰省してお神輿を担いだのですが、動き出した途端に猛烈な雨に襲われ、水をかけられなくてもずぶ濡れになってしまいました。
さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

目覚まし時計のユーザーエクスペリエンスは「鳴る」ではない (日経 xTECH)

UI設計とUXに関する記事です。
目覚まし時計で目指すべきUX、ということで、本文を見る前に答えを考えてみてください。わかった人はユーザー視点で考えられていると思います。
途中から業務システムのUXでの課題の話になっていますが、これはコンシューマー向けに置き換えても大事な課題だと言えそうです。
ただ、業務システムでこれらが起こりがちなのは、実務担当者と導入決定者が異なることが大きいと思います。

ブルーボトルコーヒーとUXデザイン (Fenrir Designers)

https://designers.fenrir-inc.com/n/ne3e6a2ac9e77

ブルーボトルコーヒーの新店舗を訪問してきたという記事です。
UXデザインの観点から、その提供価値と、それを確実に届けるためのこだわりについてわかりやすくまとめられています。
このこだわりというのは大事な概念だと思うのですが、普段のUXデザインプロセスの中でもっとこうした「こだわり」に触れていく必要があるのかもしれないと感じました。
実は私はまだブルーボトルコーヒーに行ったことがないのですが、それはスターバックスカードを持っているから。
こういうところで囲われていってしまっているわけてすね。

デザイナーの役割ガイド2018!デザイナーの肩書きと仕事範囲をダイヤグラムで徹底解説 (Workship MAGAZINE)

デザイナーといっても様々な役割があるということで、ダイヤグラムで説明されています。
わかりやすいダイヤグラムで、今後はこういった表現で業務スコープが語られていくのが普通になるかもしれません。
定義自体は一般的に言われている通りにマッピングされていると思いますが、最後の「ユニコーン」や「チーム・オブ・ワン」については、どういうものかあまりイメージできないので、少し解説がほしいところです。

ブランドイメージの転換に成功した自動車メーカーは? (U-Site)

自動車の国産メーカーについて、ブランドイメージやその変化についてまとめられている記事です。
内容としては、クルマ好きの人ならだいたい想像しうるであろう結果ですが、わかりやすく可視化されているというところが大事だと思います。
年代によってもイメージが異なるというのは、あまり意識できていなかったので興味深かったです。
各年代でインプット情報が変わってきているために起こる現象ではありますが、そうなると若い時の印象というのはなかなか変わるわけではないということになり、ブランドイメージの奥深さ、難しさを感じました。

What Can Bike Sharing Apps Teach Us About Mobile On-boarding Design? (LukeW)

自転車のシェアリングサービスのオンボーディング(この場合は入会~レンタル可能になるまで)についての記事です。
実際に体験したものを中心に、数社のオンボーディングがまとめられていて、どこでつまづいたかや、どういう改善案が良いのか、やや長いですが詳細に説明されています。
これを読むと、やはり実際に自転車を借りるというリアルな体験といかにつながるかが大事だと気づかされます。
また、なるべく早く使える状態になることが望ましいわけですが、必要な情報を入れないと的確なサービスにもつながらないので、このバランスは今後もユーザーオンボーディングを考えるうえで議論の対象になると思います。

Business goals & user needs (Prototypr)

ビジネスゴールとユーザーニーズに関する記事です。
それほど長い文章ではなく、最後もさらっと終わってしまいますが、この両者はなかなか擦りあわないことも多く、考えさせられる内容です。
個人的にもうひとつ重要な点が、どちらを出発点とすべきか?という点で、これはこれで議論が分かれるところだと思います。
なお、ビジネスゴールとユーザーニーズ、また技術的制約の重なる部分がUXとのことですが、このような図は似たものをよく見かけるので、どれがどれかわからなくなってしまいがちです。

UX関連記事 (2018/7/23)

先日屋内プールに行ってきたのですが、スイミングキャップをかぶるのが必須とのこと。レンタルもできたのですが、ちょうど子供用が余っていたので、それを無理やりかぶって泳ぎました。頭が締め付けられてかなり厳しかったです。
さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

新型aiboと考える「人に寄り添うためのUXデザイン」 (コンセント)

aiboと過ごして気づいたペット型ロボットのUXデザインについての記事です。
職場で飼ってみたということで、自宅で飼うのと少し違うのかもしれませんが、それでもどういった体験なのかわかりやすかったです。
その考察として、曖昧な部分を自分で意味づけすることで愛着が湧くというのが書かれていて、なるほどと思いました。
それにも関係しますが、ナデナデしやすい形状の頭とか、助けてあげなきゃならないような状態に陥りやすいとか、愛着を深める行動をアフォードする仕掛けも大事だなと思いました。

ZARA」試着専用店舗のサービスサファリ (UX TIMES)

試着専用店舗のサービスデザインに関する記事です。
どういったサービスなのかは文中のリンクを見るとわかりやすいですが、この記事ではサービスサファリとして、実際に体験してみて気づいた課題がまとめられていて参考になります。
期間限定店舗とのことで、多分に実験的な試みなのだろうと思いますが、各タッチポイントでの体験の検証の必要性を感じるとともに、個人的には普通の店舗での購買体験に対する利点があまり見えないのが気になりました。

ユーザーを導く言葉をデザインする「UXライティング」という考え方 (Lifehacking.jp)

UXライティングについてのセミナーレポート的な記事です。
UXライティングとはユーザー視点に立った文言の検討を行うというもので、テクニカルライティングと呼んでもいいのかもしれません。
エンジニアとデザイナーの両方の業務を理解して、両者をつなぐ役回りであるというのは納得ですが、UXデザイナーもそういった立場であることが多いと思います。
また、ユーザーが読み飛ばすことを前提に考える、というのは言われてみれば確かに大事な要素で、今後文言検討する際に気をつけたいと思います。

あなたはフリップ派?タップ派?世代別で違うベストなモバイルUI/UX (APPAREY)

モバイルのUIデザイン、特にECサイトに関する記事です。
世代によりキーボード入力方法が違うことが引き起こすUXの課題という視点は興味深いですが、「フリック入力がメインの世代はタップを面倒と感じる」という件は、やや飛躍がありそうな気がします。
下のほうに記載されている5つの検討ポイントは特にフォームUIを検討する上で参考になりそうです。
それにしても、フリック入力をフリップと表現するのは初めて知りました。本当にそう呼ぶのでしょうか。

Why bad technology dominates our lives, according to Don Norman (fastcompany)

UXデザイン界(?)の巨匠ドン・ノーマンによる技術中心に対する警鐘的な記事です。
これまでの自分のアプローチは間違っていた、と告白するけっこう衝撃的な内容ですが、まぁまずは読んでみることをお勧めします。
最後のほうに「技術は人の能力を拡張するもの」という表現があり、これは私も常々感じていたことなのでちょっと嬉しかったです。
やはりお仕着せの「便利」ではなく、「自分のできることが増える」「自分の領域が広がる」といった未来のほうが望むべき方向性のように感じます。

The Rise of the Privacy-Conscious Consumer (Appcues)

プライバシーを意識するユーザーがWebの世界に増えてきているという記事です。
Facebookの例の一件や、欧州のGDPRの施行を含めた説明になっていて、特に途中のマトリックスは似たような問題を議論するときに重宝しそうです。
会社としては信頼性の向上(コンプライアンス面やセキュリティ面)が大事になってくるということで、こういった流れのできた今年あたりが、ネット上での会社と個人の関係の大きな岐路になるのでは、と思います。

UX関連記事 (2018/7/16)

16この週末は異常な暑さでした。すぐに家の麦茶がなくなるので困りもの。麦茶の水道を引きたくなりました。
さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

UITableView の衝撃 (ソシオメディア)

iPhone のUIに関する記事で、かなりの大作です。
主にテーブルビュー(リスト表示)について、コンポーネント単位でその概念や工夫か詳細に説明されています。
こう見てみると、iOSのUIはいかに優れたものを始めから出していたかがわかります。
「動かしたままに動くではなく、動かしたいように動く」という説明が一番の肝のように感じました。

ノーベル経済学賞 の「ナッジ理論」とは?具体例6選!人を操る現代の魔法 (Workship MAGAZINE)

少しのきっかけで人々の行動を変えるナッジ理論に関する記事です。
UXシナリオを考えた後、ユーザーをその流れに乗せるきっかけ作りに適していると思います。
興味深い具体例がいくつか書かれていて参考になります。
最後に悪用の例も書かれていますが、UXという観点からは、やはりそれが本当にユーザーがやりたかったことなのか考えて設計すべきだろうと思います。

判別しやすいステータスのデザインを考える (sadakoa)

ユーザーやコンテンツの状態を示すステータスに関する記事です。
色やアイコンの使い方など、細かく解説されています。
ステータスといえどもフィードバックの一種なので、ユーザーにわかりやすく伝えているか?という点が大事なだけでなく、なぜそれを伝えるのか?それを見てユーザーが取りうる判断は何か?など、併せて考える必要性を感じました。

クチコミはなぜ必要?ユーザーの心理とは? (サウスポー)

製品やサービスのクチコミに関する記事です。
クチコミの大切さが、実際のデータと一緒に説明されていますが、その対応策についてはそれほど書かれていないので、自ら考えていく必要がありそうです。
私もクチコミはたくさん見るのですが、やはりその意見や感想が誇張されていないか、自分もそう思えるのかどうかは確証がないので困ることが多いです。
そんな中にあって、製品やサービスの紹介動画は実際に使っているシーンが見られて役に立つように思います。

Single page vs multi-page design: which is better? (Justinmind)

Webサイトのページ構造について、単一ページの構成と複数ページの構成の双方のメリット・デメリットについてまとめられています。
タスクが少なくフォーカスしやすいときは単一ページ、拡張性を求めるときは複数ページということで、前者はブランドサイト、後者はECサイトが適しているように思います。
モバイルファーストの流れで、今後も単一ページが少しずつ盛り上がりを見せていくのかもしれませんが、中にはスクロールできるかよくわからない単一ページがあり、個人的にこういったサイトは勘弁してほしいです。

10 quotes from a bad UX designer (UX Planet)

イマイチなUXデザイナーに関する記事です。
どれも大事な点だと思いますが、特に気になったのは9番目、他がやっているから我々もやるべきだ、という考え方です。 よくUXデザインの重要性を語るのに、事例紹介でそういったサービスを引き合いに出すことが多いですが、あくまでそれはUXデザインプロセス導入時にとどめ、実際には対象となる製品やサービスに即したものを適用していく必要があるということだと思います。

UX関連記事 (2018/7/9)

各地で大雨による被害が出ていますね。濁流の映像を見るにつけ、川のそばは常に反乱の危険性があるということ、それと梅雨明け宣言というのは当てにならないということがわかりました。
さて、先週一週間くらいで私の気になったUX関連の記事を紹介します。

UIデザインはつまらない?現役デザイナーが語るその理由と解決法 (RICH DESIGNERS GUIDE)

UIデザイナーが様々な制約により自分のやりたいことができていないという記事です。
いくつかの要素がまとめられています、どれもどこかで聞いたことがあり、やはりこういった課題は共通なんだなと感じます。
プロジェクトによって役割や業務範囲が決められている、というのが大きなポイントのような気がしますが、一方で、そういう中でもできることはあり、結局は本人がどういう意識を持って仕事をするか、といった側面もあるように思います。

D2Cブランドに学ぶ!カスタマーと繋がる開封体験デザイン (freshtrax)

商品を梱包されている箱から出すときの体験についての記事です。
ここでは "Unboxing" という用語が使われていますが、どちらかというと "Open-the-box experience" という名称で説明されることが多いように感じます。
記事に書かれているように、ECでの買い物だと、タッチポイントとしてかなり重要だと思いますが、ただお金をかけて梱包を荘重にするよりは、簡単なメッセージを同封するなどといった、ちょっとした工夫でも大きな効果を得られそうです。

日本郵便の再配達受付フォームのわかりづらさを検証する (使いやすさ日記)

郵便局の再配達に関する記事です。
「お問い合わせ番号」と「お知らせ番号」の両方の入力欄があるのは誰しも混乱するところです。
記事でひとつひとつ丁寧に説明されているとおり、突っ込みどころが多すぎるのですが、そもそもひとつの番号と再配達日時を指定するだけで十分、それ以外の配達先指定などはオプションにしてほしいと思います。

【保存版】無料で学べるUXデザインの教材まとめ (TSUYOSHI)

無料でゲットできるUXデザインのドキュメントやテンプレートのまとめです。
「デザイン思考家が知っておくべき39のメソッド」など、どちらかというとデザイン思考寄りの資料が多いですが、有名なものも含まれているので、一通り目を通しておくと勉強になりそうです。
こういった教材は、今後もどんどん出てくると思いますが、UXデザイン関連の分野は変化が激しいので、常にキャッチアップしていこうとするマインドが大切だと思います。

From UX to CX to XD - What Experience Design Is and How We Got Here (Technotification)

エクスペリエンスデザイン(XD)に関する記事です。
ここではXDをUXデザインやCXデザインとは別物(というかそこからの進化形)として捉えており、UXデザインがプロダクト、CXデザインがブランドにフォーカスするのに対して、XDはビジネスにフォーカスすると説明されています。
ただ、これらの話は、今までUXデザイン、あるいはCXデザインという文脈で語られてきたことと同じだったリ、サービスデザインの定義と似ていたりします。
やはり用語が何であっても、今の時代(広義の)デザインとビジネスは不可分だと言えそうです。
ただ、個人的にはAdobeのプロトタイピングツールが「XD」という名前なのは、誤解を招くので避けたほうが良かったのではないかと思ったりしています。

The Most Hated UI & UX Pattern of 2018 (Icons8 Blog)

最近見かけるUIパターン(一部UXパターンも含まれていますが)について、イマイチなものが説明されています。
ハンバーガーメニューや無限スクロールなど、よく見かけるパターンが多いですが、実例も含めてわかりやすくまとめられています。
3番目のフォントの問題については、"Comic Sans" という欧文フォントが取り上げられていますが、本文もこのフォントになっていて面白いです。
日本語のフォントでいえば、「角ポップ体」がこれに相当するかもしれません。